物欲がまったく起きない時は、気持ちが安定していてモノに依存しなくても、何か熱中できる楽しみがある時です・・・わたしの場合
ここ数週間、大きな買い物をしなくてもまったく気持ちがぶれません。
現実は課の事務室移動が終わっておらず、焦燥感に支配される毎日ですが・・・。
そんな時・・・
どんぐりの実を見るとふたりの人物を思い出さずにはいられません。
ひとりは娘です。
今から20年ほど前に保育園の散歩で拾った、たくさんの大きなどんぐりの実をわたしにプレゼントしてくれました。
葉っぱも枝も20年近く今もガラスの瓶の中にいます。
ダンゴムシだけはゴメン!しましたが、娘からの贈りものは、色褪せた姿でずっと同じ場所にいます・・・いたはずでした・・・え?・・・瓶ごと消えていました!
もしかすると、もうひとりがどこかに隠したのかもしれません。
もうひとりとは、孫です。
こちらは茶色くなったどんぐりの実というより青々しい若い実のほうですね。
エピソードがあるわけではなく、どんぐりのような風貌だからです(笑)。
たまに、名前で呼ばず、「どんぐり!」って呼んでしまう時があります。
どんぐりは、木の幹に頭を預け、葉っぱのお布団をかぶります。
孫のどんぐりもママのお布団の中に潜りこみ、キューっとしがみついて寒い冬を越すのでしょうね。
わたしは消えたどんぐりの瓶を探すことにします。
瓶と一緒にどんな思い出がよみがえってくるのか楽しみです。
あ・・・、カバー写真のモクゾウは友情出演でした。
ではまた、ごきげんよう。