月曜日、火曜日、水曜日と帰宅して晩ごはんを食べたあと、食卓テーブルの椅子で約2時間居眠りする夜が続いています。
さて、今夜も、記録更新となるのでしょうか。
犬(・・・モクゾウ、またはモッくん)はそんなわたしの足元に伏せて眠っています。
この寝相のことを「フライト」と表現しています。
ジャンボジェットの機長を兼務していて、マイアミやハワイ、ジャマイカへの便を好みます。
勤務は夜が多く、このポーズが安定している時は、機体も安定している証拠です。
眠くなると熟睡するので、ほぼ自動運転に切り替えてフライトしています。
わたしの妄想世界の物語はさておいて・・・
先住犬が亡くなってから、わたしがモクゾウを守らなきゃと生きてきましたが、モクゾウはモクゾウでわたしのことをいつも守ってくれているようです。
最近の散歩では、わたしより少し前を歩いて数歩ごとにわたしを見て確認作業を怠りません。
わたしが連れて歩いてもらっている感が否めません。
しかし、モクゾウが人間の男性だったらちょっと「ゴメン」したくなるようなタイプでしょうか(笑)。
ヤキモチ焼きで束縛する、食い意地が張っていてすぐ太る、いつもベタベタくっついてわたしの口と鼻の穴ばかりなめる、神経質すぎるきれい好き、毎晩わたしの左足にしがみついて眠るくせに、わたしが脚を動かすと噛みつく・・・などなど、犬だから許せることばかりですね。
先日、わたしがバスに荷物を忘れた夜は、夫と一緒に車で飛んできてくれました。
「夫の『モッくん、行くぞ!』というかけ声で瞬時にわたしのピンチを把握したようで、自ら車に飛び乗ったそうです。
しかし、残念なことに、わたしは折り返し到着したバスに乗って帰ったため、2人の男性のとっさの行動は日の目を浴びることはありませんでした。
6年前までのあたりまえの日常でした。
犬と人間として出会えたからよかった。
そう思います。
命を司るもの、形あるもの、消えゆくもの・・・ありがたいことです。
ではまた、ごきげんよう。



