おはようございます。
片岡青霞です
6月5日(水)~9日(日)までの期間、鹿沼市文化活動交流館で開催された「桃太郎との邂逅」を見に行ってきました。
今回の書道展覧会は、書家 桃太郎へ捧ぐものとしてを企画されました。
書家桃太郎は、1947年鹿児島県生まれ。現代(前衛)書の先駆者でもある上田桑鳩(1899~1968)の晩年に師事し、師亡き後は孤独な書の道を彷徨いました。「かたち」と「こころ」の在り処を探し続け、2021年逝去されました。
桃太郎さんの作品をはじめとして、県内にて書に励まれている方々の書作品も展示された書道展覧会です。
桃太郎さんの作品は、とても繊細なものから大胆なタッチのものまでと幅広く。前衛書なので絵のような書。書のような絵。ガラッと雰囲気が変わる作品が多い印象をもちました。
(手島右卿臨「風信帖」・空海)
入り口付近には、手島右卿先生と山崎大砲先生の臨書。
(左・山崎先生 右・手島先生「邢子愿千字文」・貫名菘翁)
同じ古典(部分)を書いたものを見比べることができるようになっています。このようにして2つを並べて見れる機会は中々ないのでとても貴重でした。
次の自身の作品書きへたくさんのパワーをいただきました。ありがとうございました。