おはようございます。
片岡青霞です
1月の本展を終えて1ヶ月。
次は独立選抜書展へ向けての作品書きです。皆さんもきっと今頃一生懸命作品と向き合っているのではないでしょうか。
独立選抜書展への作品は何を書こうかな。と考えていましたが、やっぱりこれ書きたいと思えるもの、そんな素材がいいかなと思っています。
素材選びで半分決まると思っているので、素材選びはとても重要な準備段階です。
思い返せば数年前、ある展覧会へ向けての作品書きのために用意した素材に「空空漠漠」(くうくうばくばく)という素材がありました。この素材を紙面いっぱいに隷書で書いた作品があります。
空空漠漠(くうくうばくばく)
広々として限りがない様。果てしなく広い様という意味です。
この作品をはじめて持って行った時に、“私が書きたいよ。”と師に言われました。
自分も全く同じ素材を書いてみたい。そう思わせることができたら、心の中でガッツポーズですよね。
世の中にある無数の素材の中から、これ‼というものを選出する。どんな時も最良でいきたいですから。今回の私にはこの素材がいいかなと思って選出しました。
やってみたいな。書いてみたいな。
独立選抜書展へ向けて書きはじめた作品も、そんな風に思える素材ですね。作品書き頑張ります。