おはようございます。
片岡青霞です
お習字では、筆を使って文字を書くため筆遣いを学ぶことになります。
動物の毛でできている筆には、弾力と反発する力がすでに備わっているため、筆本来に備わってる力を生かし筆を扱えるようになることを目指していきます。
力まかせに筆を押しつけて筆を開かせるのではなく、筆は軸の傾きによって開かせます。
筆遣いを学ぶことによって、このように筆を動かすとこのような線ができるよ♡ということを学んでいくんですね。
例えば、
「安」という文字。
この文字は「女」のバランスがとても難しい文字だと思いますが、小学5年生みんなマスターしていましたね!
「女」の一画目。“く”のような書き方をします。
上の写真にある左側と右側では、同じように“く”を書いていますが、 折り返しの部分の筆の動かし方によって出来上がる線と見え方が変わります。
左側・そのまま
右側・一画筆を入れなおす
矢印の表記を見ると分かりやすいかと思います。本来線で隠れてしまっているけれど、折り返しの部分でこのようにして筆を動かしているんだよ♡ということです。
この隠れている部分の動きを自分で見抜きよんでいきます。 書物ではないので読むという表記とは少し違うかもしれませんが、見抜いていくということでしょうか。
お習字にはたくさんの筆遣いがありますね。
たくさん学んでグングン成長しよう!