
8月6日 ヒロシマ
8月9日 ナガサキ
8月15日
第二次世界大戦終戦
死者 数千万
そのうちの半数以上が
市民だったとも言われています
地上戦
空襲
カミカゼ
原爆
ジェノサイド
凄惨な事実の中で
命を落とし 家族を失う
愛する人を戦地に送る女
戦いながら家族を思う男
帰りを待つ家族
逃げまどう人々
陰惨で残酷な現実は
76年の時を経ても
忘れられるものじゃない
人格すら破壊していく
極限の現実から
わたし達は
何かを学べたのか
先日
やっと黒い雨の被害者が
事実認定されたという報道があったけど
原爆投下直後にあった
残留放射線による被曝は隠蔽
その一方でデータは
時の権力を
掌握していた者たちに
送られていたと聞く
真実は
政府の思惑に
埋もれてしまう
80代の女性が
言っていた
今は 戦時中だと
恣意的な報道
事実隠蔽
陰謀論
煽動
マインドコントロール
何が正しいのか
何が嘘なのか
光なのか
闇なのか
良いやつなのか
悪いやつなのか
正しいのか
間違っているのか
混迷は深くとも
流言飛語に迷いながらも
人々は 必死に 生きている
世界を変えるのは
ナショナリズムでも
イデオロギーでもない
自分の世界の
中心に在ること
愛で在ること
自分を
生ききること
わたし達が
次世代に渡すバトンは
新しい希望のバトン
そう思いながら
戦争で失われた全ての魂に
鎮魂の意を 送ります
以下、
玉音放送の現代訳文です





私(※昭和天皇)は、深く世界の大勢と、帝国の現状をかえりみて、非常措置をもって事態を収拾しようと考え、ここに忠実にして善良なる貴方たち臣民に告げるものです。
私は、帝国政府に、米英支蘇(※アメリカ、イギリス、支那=中国、ソ連)の4カ国に対し、そのポツダム宣言を受諾する旨、通告させました。
そもそも、帝国臣民の安寧をはかり、万国が共存共栄して楽しみを共にすることは、天照大御神からはじまる歴代天皇・皇室が遺訓として代々伝えてきたもので、私もそれをつねづね心がけてきました。
先に米英の2カ国に宣戦した理由も、実に帝国の独立自存と東アジア全域の安定とを希求したものであって、海外に出て他国の主権を奪い、領土を侵略するがごときは、もとより私の志すところではありません。
しかしながら交戦状態はすでに4年を過ぎ、私の陸海軍の将兵の勇敢なる戦い、私の全ての官僚役人の精勤と励行、私の一億国民大衆の自己を犠牲にした活動、それぞれが最善をつくしたのにもかかわらず、戦局はかならずしも好転せず、世界の大勢もまた我が国にとって有利とはいえません。
そればかりか、敵は新たに残虐なる新型爆弾(※原子爆弾)を使用し、いくども罪なき民を殺傷し、その惨害の及ぶ範囲は、まことに計り知れません。この上、なお交戦を続けるのでしょうか。ついには、わが日本民族の滅亡をも招きかねず、さらには人類文明そのものを破滅させるに違いありません。
そのようになったならば、私は何をもって億兆の国民と子孫を保てばよいのでしょう。皇祖神・歴代天皇・皇室の神霊に詫びれば良いのでしょうか。
以上が、私が帝国政府に命じ、ポツダム宣言を受諾させるに至った理由です。
私は、帝国とともに終始一貫して東アジアの解放に協力してくれた諸々の同盟国に対し、遺憾の意を表明せざるをえません。帝国の臣民の中で、戦陣で戦死した者、職場で殉職した者、悲惨な死に倒れた者、およびその遺族に思いを致すとき、私の五臓六腑は、それがために引き裂かれんばかりです。
かつ、戦傷を負い、戦争の災禍をこうむり、家も土地も職場も失った者たちの健康と生活の保証にいたっては、私の心より深く憂うるところです。
思うに、今後、帝国の受けるべき苦難は、もとより尋常なものではありません。貴方たち臣民の真情も、私はよく知っています。
しかし、ここは時勢のおもむくところに従い、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、それをもって万国の未来、子々孫々のために、泰平の世への一歩を踏み出したいと思います。
私はここに、国家国体を護り維持しえて、忠実にして善良なる貴方たち臣民の真実とまごころを信頼し、常に貴方たち臣民とともにあります。
もし、事態にさからって激情のおもむくまま事件を頻発させ、あるいは同胞同志で排斥しあい、互いに情勢を悪化させ、そのために天下の大道を踏みあやまり、世界の信義を失うような事態は、私のもっとも戒めるところです。
そのことを、国をあげて、各家庭でも子孫に語り伝え、神国日本の不滅を信じ、任務は重く道は遠いということを思い、持てる力のすべてを未来への建設に傾け、道義を重んじて、志操を堅固に保ち、誓って国体の精髄と美質を発揮し、世界の進む道におくれを取らぬよう心がけなさい。
貴方たち臣民は、以上のことを私の意志として全身全霊で受け止めなさい。
御名御璽
昭和20年8月14日
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【#大東亜戦争終結ニ関スル詔勅(原文)】
朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遣範ニシテ朕ノ拳々措カサル所 曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戦已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス 加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻リニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ 惟フニ今後帝国ノ受クヘキ困難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル 然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所耐ヘ難キヲ耐ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム 宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克く朕カ意ヲ体セヨ
御名御璽
昭和20年8月14日





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