陶倶楽部で開催されている
赤木明登さんの個展

お店に入ると
赤と黒の漆の優美な世界

それだけでも感激なのに
昨日は赤木さんから漆器について
色んな話を聞くことができました











漆器のことだけでなくて
連載をされている「工藝  青花」の器の起源のお話はとっても興味深かった(

器って  奥が深いなぁ〜〜(*´ω`*)


漆器にもいろいろな色があって
本朱の赤や弁柄の赤
緑や紫がかかった黒や薄く白いベールを纏った黒もあります
単に赤黒と一括りにはできないのが
作家の作品


作り手は 物に生命を与え
その命とエネルギーが注ぎ込まれた道具を使う

それが量産品にはない魅力で
人生を豊かにする道具なんじゃないかな

漆器は酸やアルカリにも強くて腐敗防止や防虫にもなります
紫外線さえ気を付けていれば
食器には最適なんですよ〜☆


陶倶楽部の個展は12月2日まで
漆の世界に来てくださいね〜〜








この茶櫃は槻
吹き漆の技法で
漆を何度も塗り艶を出すそうです






私が一目惚れした本朱の赤
この色は平安時代は禁色としての色 高貴な色で正三位しか使えなかったそうです
本当に美しかった





波状の濃淡は漆の比重によるもので
漆はブレンドして使うのだそうです


使うものは
あなたの一部あひる


cocoruru桜