アマゾン少数民族 ピダハン

元宣教師のダニエル エベレットは
現在、言語学者として
ピダハン語の研究に打ち込んでいる

ダニエルは 布教のために
ピダハンの村を訪れ 25年を費やした

しかし結局、1人のピダハンも
キリスト教に導くことができず
ダニエルは
宗教を捨てることになった


ピダハンの言語は
過去 未来 数の概念がなく 
今を生きる必要がある言語しかない

過去を悔やむことも
未来を憂うこともない

幸せしかないピダハンに
宗教は必要ない概念だったと悟ったからである

それからダニエルはピダハン語を習得し
ピダハン語には
他の言語にある最も重要な文法
リカージョン(普遍文法)がないことを発見する

リカージョンは遺伝子に備わり
人が生まれながらに備わっている
根本言語能力とされ
言語学の定説となっている

【リカージョンとは
文を伸ばす、一つの文をどんどん伸ばせるという文法】

言語学者はこれを否定したが
マサチューセッツ工科大は
コンピューター解析で
ピダハン語にリカージョンがなく
接続詞がないことを証明した




ピダハン語を聞いたとき
私は 何とも懐かしいおと音(ね)
優しい音と思いました

幸せしかなかった時代の人類


私たちの概念が
今 しか 捉えなくなれば
私たちはエデンの園に
還れるのではないだろうか


興味があるかたは
ぜひ 聞いてみて下さい

ピダハンの民が
どうかこれからも
幸せであり続けますように






今日は中秋の名月
とても美しい月が輝いていました
明日の
スーパームーンも楽しみですね