京都大学原子炉実験所の小出裕章さんにラジオの番組に電話出演していただく前に「原発のウソ
」
を読みました。既に読まれた方も多いと思うけど、とてもわかりやすく、共感する部分が多かったので、小説ではないんですが、レビューを。世界に原発はたくさんあるけど、地震が多発する地帯に建てているのは日本だけ。アメリカの100基をこえる原発の多くは東海岸で、大地震が起こる可能性のある地域はきれい
に避けて建てられているそう。150基の原発があるヨーロッパは非常に地震の少ない地域で、ほとんど地震は起こらない。そう言えばボストンの語学学校の教師は西海岸には地震があるから絶対住みたくないと言ってたっけ。世の中には生まれてから一度も地震を経験したことがない人が大勢いる、そんな当たり前のことを今更のように思い出しました。石油が枯渇すると言われるけど、石油や石炭よりウランの方が先に底を尽きそうなことや、原発を止めても火力発電所だけで電気が足りると政府統計局が発表していることなどを読むと、一般向けの情報がいかに都合よく出されてきたかがよくわかる。そもそも節電にはエアコン止めるよりテレビを消す方が効果がある ようだけど、そんなことテレビは言わないもんね。火力発電所も止まってるから電力不足には違いないんでしょうが、生真面目に節電して熱中症で亡くなったお年寄りを思うと心が痛みます。この冬もどうか石油ストーブなどの事故が増加しませんように。小出さんの明快な原発解説、とても勉強になりました。