震災から一週間、ブログでは無力な自分にも出来ることをと思って募金した、みんなも行ってくれ!といったメッセージをよく見ます。勿論、募金するのは良いことだけど、どうも最近、日本人は横並びであることを自分にも他人にも求めてしまうようで、そのうち募金しない人は善意がないと言われるのではと心配です。既にそうした気持ちにつけ込んだ義援金振り込め詐欺も起きているとか。そもそも自分に出来るのは募金だけって本当でしょうか?より良い商品を研究開発したり、より安全なシステムを構築したり、社会が少しでも前進するために力を発揮できる場が誰にもきっとあるはずです。子育てを終えた年金生活者は義援金を出すのはつらいかも知れないけど、逆に経済的な援助があれば親をなくした子の里親になれるかも知れない。学生は将来社会に貢献できる仕事に就くように考えられる。自分が募金したお金が具体的にどこでどう使われるかには案外無関心なものですが、自分ですることは結果が見える。で、漸くタイトルの話題。昨年モモ母がはまった「ウルトラマンネクサス 」で孤独な戦いを続ける姫矢に対して何もできない主人公が無力さを嘆いた時に隊長は言います。「見てるだけしかできないなら、最後まで見守ってやれ」。これ、できそうでなかなか出来ない。戦争のことは8月、阪神大震災のことは1月しかやらないように、今回の地震もやがて必ず3月しかメディアでは取り上げなくなります。でも、見てるだけしか出来ないと嘆くなら、あなただけはいつまでも見守ってあげてください。ススメと言いながら、「ネクサス」は映像が暗く怪獣がグロテスクなので子供にはススメないし、街が破壊される場面がなくもないので、大人も今は見ない方が良いかも知れない。でも、見た人には最終回の言葉がきっと胸に残ることでしょう。モモ母は多くのことをこのマイナーな特撮作品から学びました。ちなみにネクサスとは、 「絆」という意味です。