渋谷の
シアターコクーンで30日まで上演されてる「人形の家」を観ました。演劇好きのモモ母にとって悔やまれるのが、T.P.Tに出てた頃の堤真一と東京オレンジ時代の堺雅人を観てないこと。なので、デヴィッド・ルヴォー演出で堤の舞台が観られるのを、楽しみにしておりました!
リングのような舞台を四方から囲む形で客席が配置され、幕の下りた開演前の舞台上では子役達が遊びまわっています。幕に映る子供達の影とはしゃぐ声。芝居が始まると独特の緊張感が漂い、最後まで途切れることがありませんでした。観る前は今なぜ古典を?と思ってたんですが、寧ろ家族や人との関係性など今にこそ相応しい舞台と思ったのは、戯曲の素晴らしさか演出の素晴らしさか。きっと両方ですね。どの人物も非常に丁寧に表現されてたのも見事でした。最近、京都でチェーホフの芝居を観たんですが、不自然な現代アレンジに違和感を覚えました。その後でもあったので、より一層作品の普遍性を、当たり前のように提示して見せた演出家の力量に脱帽。宮沢りえの熱演も印象的でした。何気ない立ち居振る舞いも美しく、常に見られることを意識して生きてきた女優さんならではと感じました。今年最高、ここ数年でも1、2の満足度でした。興味のある方、観て損はないですよ!