2017年2月11日
あの出来事のあと、初めての公の場
初めの挨拶は
話し始めかけて1度マイクを下ろしたときに
もうスクリーンに映る顔を見られなくなって
遠目に見える小さな姿と、震える声だけ
それだけでも、色んな想いに胸が張り裂けそうで、身動きが出来なかった
初めてかもしれない、彼女の姿を思い出したくないと思うのは。
そのあと、1度捌けてからイベントのプロローグ的VTRの数分間、
想像できるようなものではないけれど、裏の様子や、心境を考えてしまって
身体の硬直がおさまらなくて
その状態で始まったももいろパンチ
あんなに強さを感じたももパンが今まであったろうか
いつもと変わらぬ笑顔と歌声に、ようやく頭がついてきて、身体は震えながらも動き始めた。
この震えは、この日までの不安か、さっきまでの雰囲気への恐怖か、彼女たちの強さへの畏怖か、すべてだ。
そこからのイベントは、妄想や深読みをしない限り、悲しみを感じさせることは無かった。笑顔しかなかった。
これは本当におこがましい、自惚れてると思うけれど、
彼女たちのいつも通りの笑顔があったのは、周りにいつも通り受け止める笑顔があったからで、でもそれは彼女たちが創り出した笑顔で…
やっぱりももクロ最強だなと思う。
彼女たちが一歩踏み出した今、思うのは
無理矢理こらえて引きずって踏み出した一歩でも、みんなで一歩ずつ踏み出せば少しずつ進んでいける
無理矢理ではあるかもしれないけど、綺麗に解決なんてできる問題ではないし
吹っ切れるものでも、乗り越えられるものでもない、
抱えて、背負っていくしかないんだなって。
そうやって我武者羅に進んでいった先で、笑顔や幸せに溢れる素敵な未来を、
彼女と一緒に見られることを
心から願います。