ココセン vol.0.5 | yoskのブログ

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ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ vol.0.5

観させていただいた感想を、眠気と闘いながら取り急ぎ。





ビーコンプラザは、建物入ってロビーのあたりはなんとなく横アリに似たかんじ
有志からの祝い花や、電光掲示板に映るスケジュールにはコンサートタイトル。
認証はAEも一般もごちゃまぜだけどスムーズ。

会場内はSSAのスタジアムモードを縮小したかんじ、といったところだろうか。
アリーナを中心に、正面にステージ、後方にスタンド席。両脇にギャラリー席というのがあり、SSAだと300〜500レベルのイメージで。

僕はそのギャラリー席3階のほぼ1番上手で観てました。
ギャラリー席は各階横1列ずつしかないので広々快適。なんか少し寂しかったけど笑


ステージセットは、バンドと、鉄筋にぶら下がった照明と、端にお立ち台みたいなの。本当に最低限。武骨、とも言えるような。


開演数分前、ステージにはvol.0と同様白幕がかけられていますが、ギャラリー席からはその裏の様子が少し見えて

5人のバンドさんがそれぞれ位置について、最後に杏果ちゃんが歩いてくる。そのままバンドさんみんなとハイタッチ。そしてギターを背負い、今回のバンマスの村石さんと何か言葉を交わす。
その姿が、立ち振る舞いが、完全にアーティストで。もう鳥肌


feel a heartbeat
あのときと同じキラキラした瞳、だけどあのときより自信に満ち溢れているように見えた。
素人だし記憶も不確かだけど、横アリよりギター弾いてるパートが多かった気がする。


Catch Up
最近会えないあなたに、私から会いに行く、という歌詞が
このコンサートの意味のひとつでもある、被災地に歌を届けに行くという部分とリンクして。あくまで僕にそう聴こえただけだけど。
あとこの曲に限らずこの日しばしば見られた、歌い終わりに目線を横に流して少しはにかむ顔、あれ、ちょっと反則です杏果ちゃん。


Another Story
横アリのときはアップテンポ新曲連発で息切れしたような箇所もあったけど、今回はパワフルに歌いきり。むしろ息切れを落ちサビのところで歌の表現として使ってくる。
これもこの曲に限らず、歌い方、声色、息の使い方とかでいろんな歌の表情を魅せてくる。そこも杏果ちゃんの歌の魅力だとずっと思ってたけど、今日は特に感じた。パンフにもあった、1人で1公演歌い切るための、ソロとして必要な力


Peace Loving People
僕の思う杏果ちゃんの歌の特徴のひとつに、カバーは原曲のアーティストさんに寄せる、似せる(もちろんあくまでそれでも杏果ちゃんの歌)ってのがあるんですが、これは特に。あぁ、絢香さん好きなんだなぁって。ライブ通しての立ち振る舞いはやっぱりaikoさんから影響されてる部分が大きいのかなと思うけど、この曲はしっかり絢香さんを感じた。どこがどうって説明は難しい。
カバーにおけるリスペクトってとても大事だと思うので。
この曲についてMCでは、絢香さんが好きでその中でもずっと好きで歌ってた曲、としか話してなかったけど、vol.0のパンフレットに「EXPGのオーディションも絢香さんの曲を歌った」とあるの、この曲では、と。横アリでEXPG加入後の曲とスタダ加入時の曲をやってるので、大分でEXPG加入時の曲とスタダ加入後の曲、というのも筋が通るかなと。憶測ですが。それを口にしなかった理由も無いですし。


星間飛行
キラッの破壊力たるや。通して踊ってはいたけど、ちゃんと振り起こししたというよりは記憶を頼りに踊ってるようなかんじ。
スクリーンにはP-A時代の杏果ちゃんとリアルタイムの杏果ちゃんが並ぶ。MCでは少し照れくさそう。「あの衣装はもう着れないけどね、色んな意味で。」


ももクロメドレー
お待ちかねのももクロ曲とまで煽ってからゆえ流石の爆発っぷり。それでもただ盛り上げるだけではなく、ちゃんと想いを込めて、意味があってセットリストに入っていることは表情を見てればしっかり伝わる。
白い風の魅せ場は1小節(?)長め。圧巻。あと高音部はファルセットを使いながら歌ってた。柔らかさが出るその歌い方もまた良かった。キーを変えてたのかな


ペダル
自転車って、自分でペダルを漕がなきゃ進まない。人生も自分の足で歩かなきゃ進めない。
そんな語りから入ったこの曲、今こうして着実に自分の足で歩んでる杏果ちゃんがこの曲を歌う姿は本当にかっこよかった。
この後の裸含め、パンフレットに曲制作の色んな背景が載ってるので、それも踏まえて聴くとまた新しい意味が見えてきたり


未来へススメ!
杏果ちゃんが客席を練り歩く間、ステージを任されたべっぴょん、まさかの振り付け完璧。中身誰や
それはよしとして、MCで杏果ちゃんとべっぴょんが向かい合って話すと、背中向くなりもも隠れするなりで、サイドからは杏果ちゃんまったく見えないのよね。可愛いからいいけど。


心の旋律
歌い出しはアカペラ。途中、語り口調になったり、とにかく歌詞を丁寧に丁寧に歌っていた。
以前より、感情をコントロールしながら、メリハリのある印象。んーでもどっちも好きだな。
それとたしかこれは横アリもそうだったけど、歌い終わった後の客席、フゥ〜でもなく、名前を叫ぶでもなく、ただただ拍手。鳴り止まない拍手。あの会場を杏果ちゃんが、杏果ちゃんの歌声が支配して、ひとつにした。


小さな勇気
曲への想いはブログやパンフから。特にブログはMCほぼそのままなので。
最後のラララのところは客席と一緒に手を振りながら歌う。その光景がこの曲やこのコンサートに込められた想い実体化したみたいで、とても美しかった。


愛されたくて
もう愛おしさが大爆発大暴走。愛さずにはいられないだろうよ。
個人的ベストポイントは、サビ最後の"無茶しちゃうんだな"の"な"で前かがみで首を傾げる仕草。うーん文字では伝わってないねこれは。


教育
聴き慣れた曲に僕の身体もノリノリ。でもよく考えるといつも聴いてるあの曲の音源はハマケンさんの声が入ってるはず。それでもいつもと遜色ない、1人であの曲を完成させてる杏果ちゃん。なんてこった…


ゴリラパンチ
間奏のダンスパートにギターソロ入れたり、1,2,3,Go!も客先にマイク向けてみたり、いつもとは違うものを見せてくれるのがさすが、一貫してる。


Drive Drive
横アリも大分も上の方の席だったので、会場いっぱいにタオルが回る絶景を楽しめた。あの景色は、あれだけたくさんの人が杏果ちゃんに愛に来て、杏果ちゃんの歌で楽しんでるのが1番直に感じられるので、大好き。あれのために天空席に行きたい。
あとサビの最後の「こう、越えていこう」のところは杏果ちゃんタオル縦に振るフリを入れようとしてるっぽいのですが、前回からイマイチ浸透しないみたいなので次回は杏果ちゃんの動きをよく見て対応してほしいかと。



アンコール
会場中熱に包まれたアンコール。ソロならではの濃度というか。
コール自体は、どっちかに揃うかと少し様子を伺ったけど、もーもーか!もアンコール!も半々くらい。まあ何でも叫べばいい。まだ彼女の歌が聴きたい、という想いが届けば。



黒い週末
今回はひとりでドラムを叩く。村石さんはタンバリン。
ちゃんとひとりでバンドの一員として役割を果たしてた。素人目だけど。しかも歌いながら、さらには後ろのバンドメンバーとアイコンタクトとる余裕も。
何より汗と瞳をキラキラさせながらドラムを叩く杏果ちゃんが最高に好きだ。
あと途中バンドメンバーが歌うパートもあったな。単純にひとりで全編歌うのは無茶か笑


ハムスター
初めて私が作った曲です!の曲フリでスタート。
曲調や歌い方のキュートさも良いし、歌詞にも杏果ちゃんのぶれない想いが込められてて素敵な曲。ドラマ主題歌とかに良さげだなぁなんて。


ありがとうのプレゼント
そのまま。ありがとうの、プレゼント。
後半高音でキツそうになりながらも踏ん張って、
本当に振り絞って、今持てる全てを出し切るような歌唱。
僕らからもありがとうを贈らせてくれて、最後は地声アカペラで届けて。
素敵なプレゼント


最後のEDV、レコーディングやスタジオリハの様子が流れるのだけど、あれはきっと意図的に可愛いシーンを選んでる。ライブ終わってありがとうありがとう杏果ちゃんありがとうって気分なのに最後一気にああああああああ杏果ちゃん可愛いいいいいいいややややややああああああで終わらされるのずるい。



コンサートを通して
衣装チェンジが本編1度も無し。舞台袖にはけたのもアンコール前だけ。体力が恐ろしいのはもちろん、VTRや演出を使わず歌とMCだけでステージを成立させる力。セットだけでなく構成までもが、本当に歌一筋。






最後に、触れてないMCをまとめて


最初からMC喋りすぎておそらくイヤモニから巻き入る。でもせっかくみんなの声がよく聞こえるから沢山話したいと。

杏果ちゃんはやっぱり陸路で来たらしい。特急ソニックだったかな

大分来てから食べたのはだんご汁。「エゴサしてたら、だんご汁 杏果 (笑) 、ってなんでやねん」
今日は関サバかとり天か。バンドのみんなに「一緒に食べに行こうね」

温泉もまだ。昨日はホテルの部屋のお風呂にグッズの入浴剤を入れた。今日はべっぴょんと温泉入るらしい。


杏果ちゃんのMCはほぼ全編関西弁だったのだけど、関西弁になるとサバサバ感がプラスされるのとてもいい。もちろん彼女の中の気持ち、みんなへの想いがいつも通り変わらないのは感じるからそれがすごく心地良い。
5人のときのようにずっと客席に手を振ってたらライブが進まないし、関西弁でテンポよくかつ沢山コミュニケーションとりながらMC進めてくのがすごくいいなぁと。



そして1番最後の言葉、要約だけど

今回のこのステージは沢山の人が関わって、柱になって支えてくれて、こうして私が立てている。
このステージの主役は私だけど、みんなの人生というステージはみんなが主役。
みんなのステージも家族や友情、愛情、絆、色んな柱に支えられている。
いつか私の歌も、みんなのステージを支える柱になりたい。
そして今、私のステージを支えている1番大きな柱は、ファンのみんな、私の歌を聴いてくれるみんな。





この挨拶や、ブログやパンフ、これまでのココロノセンリツの歩みを見てきて思うことを少し


vol.0.5に対する想いとしてMCやブログで語ったように、
vol.0は自分のことを描いて歌うコンサートだった。
でもきっと杏果ちゃんの理想は、歌で誰かに何かを届けること。そのために自ら曲を作り自ら歌う道を望んだ。
パンフで「vol.1に踏み出すのにはまだ足りない」と言っていたのはきっとこの部分。自分のことではなく、誰かのことを想う歌をうたうという部分。
その足りない部分を埋めるために、今回九州に向けて曲を作り歌うことで、自信を得た。vol.1に向けて一歩を踏み出す「小さな勇気」を手にした。
だから次からは、誰かのために歌う、というコンサートを始める。そして続けていく。
小さな勇気には、そんな想いも込められているんじゃないかなと思う。誰かの背中を押すための歌であり、自らの決意の歌。
feel a heartbeatでスタートラインに立って
小さな勇気で1歩目を踏み出した。みたいな、ね




それとこれは余談。要らぬ反感を買いかねない本当に余談。

さっき書いたように、vol.0はこれまでそしてこれからの自分のことを歌う、掘り下げればこれまでの感謝を伝えるようなコンサートだった。だからこれまで杏果ちゃんの1番側で共に歩んできたファン、つまり推しの人たちが観に行くべきコンサートだったと思う。

でもvol.1からは、誰かに何かを伝えるコンサート。0.5のように"誰か"が示されているのであれば、その誰かが観に行くべきなのかなと思う。(0.5は0の再演の意も含んでいたので、抽選も推し優遇があったのかなと)
そして今回のように特定の場所や人でないなら、誰かは、杏果ちゃんの歌を望むすべての人だと思う。
杏果ちゃんがココロノセンリツの未来に描く世界を想像すると、もっともっと沢山の人に歌が届くべきだと想うので。

自分は杏果ちゃん推しではないけれど、運良く2公演観ることができた身だけど
いやだからこそ、そう思って、小声だけど言ってみました。

深夜だから少し語りたくなった。






杏果ちゃんの歌が空いっぱいに響き渡りますように