2012-06-24                                原村


$chapaのときどき日記


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夕べはこんなふうに暮れて行きました。レンズでは捉えきれませんが,ずっと息を呑んでました。


そして一夜明け、朝の光はおぼろでした。

天狗の周りにも,初夏の温かい空気が漂っているみたいです。

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毎晩眠りに着く前に数ページずつ読んでいた本、”地名に隠された『東京津波』”谷川彰英 著 

講談社+α新書を読み終えました。読みやすく、地図好きな私には興味深い一冊でした。



昨年の3.11以降吹き荒れた”想定外”という言葉と言い訳。自然現象に”想定外”は適用できない

という事を穏やかに主張している1冊です。

防災教育の徹底が功を奏して岩手県釜石市の釜石東中学校の中学生たちが小学生を率いて避難、

3000人が助かった事例も出ていて、

その避難の3原則は、 1、 想定にとらわれるな。

           2、 どんな状況でも最前をつくせ。

           3、 率先避難者になろう。

自然災害は常にさまざまな『想定外』を生んでゆく。固定した想定ではなく、まず1人ひとりが

自分の住んでいる土地の実態を知る事が必要。



昨年の3、11の直後、私は地震の大きさと書架の転倒、液状化の凄まじさとその後の肉体労働

など、ショックと疲労で『想定外』の急性大動脈解離に見舞われ、これまた『想定外』に

九死に一生を得ました。

浦安、しかも舞浜はディズニーランドの彼方の沖合に活断層もあり,将来大きな地震が起こったら

大規模な津波に呑まれるのは想定内の事。家の周りには高層ビルも無く、舞浜小学校か舞浜駅しか

高い建物がありません。それらの高さも十分ではなく、果たして私の体力で辿り着けるものかも

全く自信がありません。

いつか必ず起こるにしても、いつ、と特定はできませんから怯えて暮らす気は毛頭ありませんが、

唯一私にとって大切な何百という作品はより安全な処へ移したいと思っています。

浦安は規模も程よく、図書館も充実、友達も沢山いて,四季折々温暖な気候で,名前のように

安らかな海に面した街で暮らしやすいところです。将来の災害を考えてネガティブになるよりも、

これまでの恩恵に感謝して、前向きに生きたいと思っていますが、いざという時の対策は現実的に

準備しておくが肝心と思っています。


日本列島の地図を見ると,安全だと言い切れるところはひとつもありません。すべての恵みは

あらゆる想定を超える自然がもたらすものと一体です。さすれば謙虚に自然の威力を認め,

受け入れ、人智を尽くして天命を待つしかありません。


この本を読んでいると,地名がいかにその地形や土地の高低を反映したものであるかが

分かります。

これからはいろんなところを歩くたびに、その町や通りの由来を実感して楽しみたいと思います。





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