夕飯時にピンポン鳴るのは新聞代の集金だと思い込んでるので
「お久しぶりです!遅くなってすみません!」
て暗がりに立ってた女の子、よく見たら新聞屋さんより若かった
あーーーーー!
あの時の!!
「花火大会に彼氏と行くけん浴衣着せてって着たけどお婆ちゃんの盆踊り大会みたいな浴衣持ってきた子やん」
↑失礼その1
「そうです!そうです!(笑)」
「えっ?ほんで?あれから彼氏とどうなった?」
「別れたんですよお」
「あ、やっぱり?(笑)そうなるだろうなとは思いよったけどやっぱり?(笑)」
↑失礼その2
「えーー(笑)でも周りからも同じこと言われました」
「そやろ?誰が聞いても設定がおかしいもん(笑)続くわけがない思いよったけどな(笑)やっぱりあのお婆ちゃんの浴衣があかんかったんかな?踊り連の浴衣みたいだったもんな(笑)」
↑かなり失礼
「もう〜〜!!(笑)さといも先生面白い!!めちゃ元気出ます!!」
そんな彼女の姿をもう一度見直した私は
さらに毒舌が止まらない
「そうなんですよお小豆色が好きなんです」
私「そななあんた!小豆色に白のボーダー
て!子供何人か連れて歩きよる主婦がするカッコやんか(笑)
このピンクのスカートはまあ、ええとして
靴下が焦げ茶て!!お婆ちゃん過ぎん??
全体に見たらさといもの妖精やん!」
「さといもの妖精」
私「えっ?それで婚活とか絶対ダメよ?
誰もLINE交換してくれんで
そのボーダー断捨離したら?(笑)」
↑
毒が止まらない
「えーー(笑)これ買うたとこなんです」
私「ほんなら寝巻きにし?(笑)
小豆は着たらダメ!小豆は食べるもん!
これはまさに、、、
おブスコーデや!!」
ピンクの帯締め、振り回してダッサイ彼女から小豆の呪いを解くためにフリフリしてあげました
「さといも先生、植松晃士になった!」
襟芯と帯締めを返しに来てくれたお客さんに言いたい放題のさといも先生
「でもほんとですね!(笑)もうちょっとオシャレ頑張ります!
さといも先生からめちゃ元気もらえたあ」
私「頑張り?もう小豆は買うたらあかんよ(笑)顔も性格もスタイルもええのに
ほんまにダサイだけで惜しいんやけん
頑張り!」
「またなんかあったら言いますね!
ありがとうございました」
※小豆色の踊り連みたいな浴衣見た時から
こりゃ、別れるぞ思ってた、さといも先生は(笑)
「なんかあったらいつでもLINEしてきてええけんな?話聞くから」
と、今からるんるんで彼氏と花火大会に行く彼女に向かって別れるの前提で送り出してたのでした↩︎なんちゅう着付け師や
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