グッチがコレクションをショートフィルムで発表しました。
タイトルは『OUVERTURE of Something that Never Ended(終わらなかったものの序曲)』
監督 ガス・ヴァン・サントとアレッサンドロ・ミケーレ共同監督作
主演 シルビア・カルデローニ
公式サイト(日本語版)
7編の短編映像は11月16日から配信が始まり、日本時間11月22日PM8:00に最終エピソードが配信されました。コロナ禍のなかコレクションを映像形式で発表しました。私は公式Instagramで配信を追っていました。言語がイタリア語と英語で戸惑いましたが、上記の公式サイトで日本語字幕版がみられます。
抽象的で観念的なフィルムで明確なストーリーはありません。主演のシルビア・カルデローニが生活し、ローマの街を巡ります。ローマの街の光は美しい。グッチはイタリアの明るさが生んだブランドだと再認識します。
最終エピソードには中国人のタレントが出演しています。アジア市場というか中国市場を意識しているなと強く感じました。このエピソードの後半から流れる音楽はキム・ゴードンが担当しています。エピソード1のオープニングもキム・ゴードンのオリジナル曲です。グランジっぽい音がかっこいいです。
エピソード5にはビリー・アイリッシュがひどく不気味なロボット犬を伴って出演しています。
難解なストーリーというわけではなく、コレクションを映像作品として発表するのが目的なので、気軽に見ればいいと思います。面白いストーリーを設定してしまったら、洋服が目立たなくなりますからね。公式サイトで最終エピソードに監督のガス・ヴァン・サントが出演していますとある通り、ガチガチにおしゃれな通りすがりの人として登場しています。(公式に書いてしまう時点でカメオ出演じゃないよね)
ではごきげんよう
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