迷プロデューサー | MANA meets Blue Bajou Official Blog

迷プロデューサー

ギターの浅野ケンです。

ハタチと・・・ひゃく・・・ひゃくきゅうじゅう・・・ん??


あ、ハタチと194ヶ月です。


最近計算が追いつかなくなったので、今後はハタチだけに略そうと思います。


ツイッターでつぶやく場合の字数も節約できるし(笑)



ツイッターと言えばフォロワーの方から「音楽プロデューサーって具体的に何やるの?」という質問を頂きまして、お答えしようとしたら字数の壁に阻まれてしまいましたので、ココに書いてリンクを貼ろうと思います。


何ゆえコイツにそのような質問が!?


とお思いの方もおいででしょうが、実はワタクシ、かれこれ十数年音楽のプロデュース仕事もしてるんです。


アーティストとしてだけでは食っていけなくて、作曲やアレンジの仕事も始め、それでも生活が厳しかったので制作も纏めて請け負うようになり・・・と、最初は食うが為に始めたようなものでしたが。。。



で、具体的に音楽プロデューサーってどんな事をするのかと言うと、ぶっちゃけ決まりはなくケースバイケースで何でもやります!というのがやってみた人間としての感想です。


有名なミュージシャン系プロデューサーの影響もあってか、作曲してアレンジして対象となる歌手だったりにあれこれ指示をする“カッチョイイ”イメージをお持ちの方も多いと思いますが、それはプロデュースワークの一部ですね。


このような仕事はプロデュースの中でも音楽面のみを担う「サウンドプロデュース」と呼ばれるものに分類され、作曲やアレンジはサウンドプロデューサー自身ではなく他のクリエイターの場合も多くあります。


その他にプロデューサーの仕事にはどんな事があるのかといえば、一番大事なのは予算の管理じゃないかな~と思います。


むしろ、一般的なプロデューサーの役割はこっちの方で、予算をやりくりして作曲家やアレンジャー、ミュージシャンの手配をしたり、プロデューサー自身が非ミュージシャン系で音楽的な知識が乏しければ予算内でサウンドプロデューサーを手配すればいいんです。


あとは、対象となるアーティストに応じてどこまでの事をやるのかはマチマチで、ライブなどに同行して現場マネージャー代わりまでする事もありますし、原盤制作のみでレコーディングが終わればほとんどアーティスト本人に関わる事が無い場合もあります。



それと、プロデューサーとしての収入形態もケースバイケースで、プロデュース印税と呼ばれる歩合だったり、契約で年間いくらとか月間いくらみたくお給料のような場合もあったり、クライアントから予算を預かってあれこれ手配して浮いた部分が自分の実入りになるという場合もあります。


クライアントなどからの請負ではなく、自分が発掘したアーティストを育てる場合は、自分のお金をかけてたりスポンサーを集めて予算を確保する場合もあります。



と、まぁ、お金の話ばかりになりましたが、プロデューサーの仕事において一番大事なのはやっぱりそこなんだと思います。



薀蓄タレましたが、ここはブルバのブログなのでボクの個人的な仕事の話はこのぐらいにしておこうと思います。


では。