海自・イージス護衛艦「あたご」(DDG-177)艦艇広報・大阪港天保山・・・その5 | Let's begin!

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”さぁ~始めよう!”


マイペースでまったりと日常のいろんなこと書いて行きたいと思います。


海自・イージス護衛艦「あたご」(DDG-177)一般公開・大阪港天保山の続き。


今回が最終回となります。



今回は「あたご」公開で、これまでアップ出来なかった気になるモノや、場面をアップしてみました。



「あたご」の艦首


艦首旗(日の丸)と・・・阪神高速湾岸線、観光遊覧船「サンタマリア」、USJオフィシャルホテル群。


     


「あたご」のマストに掲げられた旗流信号。


航海科士官の話によると、信号旗は全部で68種類あるそうです。


それぞれの旗に意味があって通常は目的に応じて掲げられますが、今回掲げられた文言は・・・


「W・E・L・C・O・M・E」 「A・T・A・G・O」 と掲げてあるとのことでした。


あまり詳しくは知りませんが、海自だけのものでなく一般の船舶にも常備されています。


隊司令旗など、海自独自で掲げるものもあります。



護衛艦に乗ったら、何時も恒例的に撮影している浮輪。


実用的なものなので、艦ごとに特徴のあるものでなく艦名が違うだけです。



見学者のみなさん、岸壁に向かって何に注目されているのかというと、前回アップしたラッパ隊の展示


です。


かなりのギャラリーが集まって、隊員さんは艦から落ちないように柵にもたれ掛からないように注意され


ております。


     


62口径5インチ砲の模擬弾


砲弾は上の金色の部分が薬莢、下の部分が砲弾で砲からは下の部分だけが飛んで行きます。


隊員さんの説明によると、実弾の重さは約30kgぐらいあるそうです。



艦内の通路に掲げられていた護衛艦「あたご」の写真と、「あたご」の歴代艦長。


ボケた写真となってしまいましたが、ご容赦を・・・



この筒のようなもの、何に使うのか知っている人はかなりのマニア・・・!?


艦橋の天井付近に設置されていたものなんですが、携帯用の小型測距儀です。


目標までの距離を測る距離計です。



艦橋の背面。


計器やスイッチ類が並んでおりますが、この戦闘態勢表示盤がこの船が一般の船と違い、戦闘艦であ


ることを思わせます。



お帰りはコチラから。


しかし今回の「あたご」の一般公開で目だっていたのは、若い女性の見学者が多かったこと。


見学する視点は私とは違うと思いますが、このイージス艦見学を通して少しは日本の安全保障につい


ても考えて頂ければという、防衛省の関係者みたいなことも思ってしまいました・・・(笑)


海自の階級章・記章・防衛記念章についてはこちらを参照して下さい。


今回の「あたご」の大阪寄港は26日の早朝に入港、翌27日の15時頃に出港して行ったそうです。


入港、出港の場面も見ておきたかったのですが、残念ながら時間や勤務の関係で断念しました。


そして今回の寄港は、先日横須賀で実施されたカレーグランプリに参加しての帰途だったようです。


隊員の方の話によると、残念ながら「あたご」のカレーは選外だったようで、海自のHPでも5位以内


にも入っていなかったですね。


「あたご」は舞鶴地方隊所属の艦艇なので、「来年ぐらいカレーグランプリは舞鶴でどうですか?」


と尋ねたところ、舞鶴は狭いので艦艇を並べて停泊出来ないので無理ではないか・・・との話でした。


残念・・・



最後に・・・「あたご」は日本海側の舞鶴地方隊の所属ということで、北の方の某国のミサイル発射など


の情報があると忙しくなく護衛艦ですが、我が国の国民の生命、財産を守るためにこれからも頑張って


欲しいと思います。


そして、この「あたご」が有事で展開されることのないように、いわゆる抑止力の存在として最後まで


無傷で廃艦されるように祈りたいと思います。