今日は普通神経質について書きます。

■不眠症

 夜になると、「今夜もまた眠れないのかな・・・」と不安にかられ、なかなか寝付けなかったり、寝付いたとしても睡眠が持続しなかったり、時には全く寝付けなかったりもします。

■頭重頭痛

 頭痛の一種ですが、「頭が重い。」とか「頭が締め付けられるような感じがする。」とか「いつも鈍痛がする」というような症状です。こうした症状の原因としては脳腫瘍や脳血管障害、あるいは耳鼻科系、眼科系の疾患も考えられますが、ストレスからきているケースもあります。

■疲労亢進

 私たちが仕事や勉強を続けているうちに、倦怠感を覚えるのはごく普通のことです。ところが神経質な人はこの倦怠感を
疲労である、と思うのでる。よく思い出してみてください。興味ある仕事には倦怠感をなかなか覚えないが、嫌いな事には直ちに倦怠感を覚えたししますよね。例えば好きな小説を夜遅くまで読み続けて疲労はしているのだが、倦怠感はなかなか起こりにくいものです。しかし、嫌いな数学は一時間も続けると、倦怠感が起きてきます。

 そして、神経質な人はこの倦怠感を疲労であると思い、自分は特別に疲労しやすくなっている、あるいは体のどこかに病気があるのではと心配したりします。このような人は仕事や勉強に取りかかる前に、疲労することを予期して恐怖感に近いものを覚えたりします。そして少しでも倦怠感が来ると直ちに「疲労している。」と判断し、自分の弱小感にとらわれてしまいます。

■振とう・職業性痙攣、特に書痙

 振とうは人前に出て何かする時に体全体が震えるものである。手足がふるえるとか人前で酒杯や茶碗を手にしているとにふるえたりするものである。また、職業性痙攣とは理容師が手が震えてお客様の顔を剃れないというものです。書痙は字を書くとき手が震えるもので、人前でのとき特に甚だしいです。

■頻尿

 何回小便に行っても、またすぐに行きたくなることを言います。


以上、これらに共通しているのは自分の体の状態について、いろいろときにする症状のあるものを言います。

次回からは神経質の特徴について書いていきます。