こんにちわう




いろのおうち


うにです^^




スピの世界で


「生まれる前に人生のブループリントを決めてきた」


そういう話は非常に良く聞く。


「辛いこともたくさんあったけど、こうして成長することを選んだ。

あなたはとても頑張りましたね。これから幸せになりましょう」


これも良く聞くよね。





いやいや、ちょっと待った。


決めて来たっていうけど


それ、現状をなんとか乗り越えるためのうたい文句なんじゃないの?


そしたら


「2か月の赤ちゃん、虐待死」


この子は、親から殴られて、お腹も満たされない、おむつも変えてもらえない


泣いたらビンタ、熱湯で全身大やけどの末亡くなる



これを


「あなたはとても頑張りましたね。あの世で幸せになりましょう」



っていう理解をしろってことになるんだけども。




そもそも、どうして苦労することばかり決めてきたってなってて


なぜ


幸せになるという事を決めてこなかった???


なぜ


苦労の先にしか幸せがないという理論になっている?





今これを書いていてオンタイムで思ったことは


「他人軸で生きることが基本になりすぎ」



親に否定された→そうか、そうなんだ、価値がないんだ

職場で否定された→個性は出さない方がいい(これは、できる、できないどちらの個性も)

学校でいじめにあった→いないほうがいいんだ

継続する虐待→ホンネを言ったら死ぬかもしれない



これは、自分を判断するうえで「他者」からの目線になっているだけで


ひどい目にあっている本人が価値がないわけでも死んでもいいわけではない


でも


基本それは教えてくれる人がいない



今のコントロールされまくりな社会で


「幸せな私であっていい」を学べる機会自体なかなかない。




だからお金を払って、人生のブループリントの話をして、さあ幸せになりましょうっていうプロダクトを使ってみようって言う事になるんだよね。




それから


本来強力なケアが必要なのは

上記に書いた矢印の左側の面々。



親、職場の人、学校の人、虐待するひと。

出しどころのない思いや、ゆとりのなさ、大事にされてない自己否定感、金銭面の不安

それらを抱えた彼らのほうだ


もし


虐待を通報された

親が責められる、というシステムが


子供を救いつつ、親がなぜそういうかたちでSOSを出す状況になったのか

それをサポートしてくれるシステムになれば

ひとつずつかもしれないが改善するであろうと考えている




早めに発見、じゃないの


早くに本音で相談しても、責められない場所が必要。




「ブループリントの辛い設定」


あなたがもし、していなかったら。


幸せになることしか描いていなかったら


何故それが起こったのか


もういちどよーーーーーーく、考えてみてください。