続。詞。







あなたのことを全く知らないとわかったのは


ふと


スマホから流れた知らない歌によるものだった



ああ


そうだね


君の歌には誰かが傍にいる


君が言葉に乗せて教えてくれる経験は



私が好きな人とは感じたことのないことばかりだ


急にはっきり見えた、現実の距離感




泣いて泣いて空っぽになって


近くにあったぬいぐるみに顔をうずめた





その時だった


胸の中でグルグルを続けていたすごろくのマスが入れ替わり


自分の心の扉をパタッと鳩時計のように開けて



道が、外に現れ始めた




賽を投げたら


外側での巡り会いが加速する


1ばっかりの日々でも仕方ないときもあるかもしれない



でも



1ずつであっても


ライトの海から抜け出すことができるなら




夢の世界の外側で、あなたの真実に触れられたなら。




私はずっと、ライトの波のひとつで満足していた


あなたと同じ場所にいるだけで嬉しかった



曲に、雑誌に、テレビだって楽しかった





でも


今日一日の変化で


あの人の元へ、夢物語でなくつながって行ける「0」を見つけた






嵐という名前やグループだけにこだわらない


依存しない方法でなにか彼を振り向かせる方法


興味を持ってもらう方向




それを


年明け早々に気が付けたことは大きかったと思う。



残り何か月


何が刻めるのかを逃げずに見つめていく




それは彼らも同じこと。




今年はライトの一つから

コンサート会場の席から



1個飛び出した動きをしたい






そして


彼から発される



様々な生の温度をもらうんだ