MMAを想う

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格闘技の観戦記や覚書など思いをつづります

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今日はUFCヘビー級タイトルマッチ

王者ケイン・ベラスケス対ジュニオール・ドス・サントス



ということで本来なら盛り上がりまくりなのですが日本向の放送はリアルタイムでは無い

悲しい状態ですが

今はインターネット普及した素晴らしい時代もう初期UFCの頃のような

つらい思いはしなくても大丈夫でした。

早起きしてFaceBookでプレミナリーカードを視聴しました。




暫くしてKID選手登場


山本“KID”徳郁 vs. ダレン・ウエノヤ

試合は単発HITながらも打撃でペースをつくろうとするKIDと

ダメージを受けるもテイクダウンでうまくごまかし得意の寝技で勝負を決めたいウエノヤマという感じでした。




スタンド状態から一発目はKIDのパンチが入るんですが直ぐにウエノヤマがテイクダウンという展開で

気になったのがKID選手の柔術スキルたしか以前ブラジルからコーチをジムに呼んで

教えを受けていたはずですがそんなそぶりが全く見れれませんでした。



ウエノヤマに封じられできないのではなく、やろうとしない感じがして不思議でした

結果はユナニマスデシジョンでウエノヤマ選手の圧勝



敗れたKID選手はテイクダウン耐性、寝技のスキルが今のままでは

得意の打撃も生かせなくなってしまうんじゃないかと思いました。

勝ったウエノヤマ選手ですがネームバリューは別にして今日の相手を仕留められないようでは

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この階級の猛者たちを相手にするには試練の道となりそうですし

打撃のスキルアップが必須となると思いました。

日本に縁ある両名には頑張って欲しいですね。





続いてダマルケス・ジョンソン vs. クレイ・ハーヴィソン

TUF出身の両名があの頃のイメージのまま試合をして

ダマルケスがKO秒殺勝ち

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スタンドスキルは以前から高かったので他の部分が見たかったのですが次回に期待

負けたハーヴィソンはこの人ポカ負けが多い感じ今日もリードを避けた際横を向いて目を背け

スマッシュ気味のアッパーが見えてなかった感じでした

それが実力と言ったらそうなんですが

ブルスリー・ロイことカセレスも水垣選手に善戦したエスコベドに勝ったようなんで(寝坊して見れなかった)


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TUF出身者は親近感も湧いているので頑張って欲しいですね。

もしかして水垣選手との対戦があればワクワクしますね。




そして個人的本日のベストバウト

クレイ・グイダ vs. ベン・ヘンダーソン

グレッグ・ジャクソンの下で練習するようになり成長著しい無尽蔵のスタミナで相手を圧倒するグイダと

WEC最後の試合でペティス戦を取りこぼしてしまいUFCのダイレクトタイトルマッチを不意にしてしまった

悲運の実力派ベンヘンといった感じで

私の予想はスキルは総合して両者互角くらいならば

スタミナにモノを言わせテイクダウンからグイダが封じ込めるんじゃないかと思っていました。

ところがギッチョン

試合開始直後グイダ得意の乱打戦に巻き込まれるもクリーンヒットはベンヘンが奪い

グイダが予想通りスタミナにモノを言わせテイクダウンしてもスイープしてポジションを奪い返したり

グイダ渾身のギロチンも冷静に対処にて逃れたり

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金網際の攻防、攻守の際の打撃なども

ベンヘンがその時ベストと思える対処をしているように見えました。

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ここまでの選手と思っていませんでしたスイマセン

試合は場内もスタンディングオベーションで受け入れられたように

テクニカルで互いに主導権を奪い合うノンストップバトルでしたが



いろんな局面で少しづつ上回ったベンヘンがユナニマスデシジョンで勝ったのですが

負けはしましたがグイダはいつものように超元気でした。

どのくらいトレーニングをつめばこの両者のようなレベルになれるのかと

思いを馳せると胸が熱くなりました




勝ったベンヘンは

日本でフランク・エドガーとのタイトルマッチが決定しましたので

生で見れるチャンスがあることがとても嬉しいです。


そしていよいよメインイベント

ケイン・ヴェラスケス vs. ジュニオール・ドス・サントス

下馬評ではベラスケス有利と出ていますが

私的にはシガーノの土俵と思われる打撃でも打ち合えると

ベラスケスが思っているようなので

カーウィンの前進を止めるパンチを持つシガーノには

いくらレスナーやノゲイラをKOしたベラスケスでも分が悪いと思い

シガーノの勝ちを予想しました


シガーノの入場シーンでは柔術の師匠でもあるノゲイラがセコンドとして帯同、

すこし感動しました。



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試合が始まるとベラスケスはリードからローキックのコンビネーションこれが有効にみえ流石王者という感じ

対するシガーノは得意のジャブからワンツーストレートやアッパーであおるいつもの展開

シガーノの不用意な前蹴りをキャッチしたベラスケスが一気にテイクダウンと思わせる瞬間がありましたが

シガーノも危なげ無くディフェンス

私の予想とは違い流石に王者ベラスケス慢心してパンチの打ち合いでなく

キック、テイクダウンも織りまぜた得意のパターンで来るとシガーノもヤバイと思った直後

ワンツーのツーをオーバーハンドのスイングフックに変えたシガーノの拳が

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ベラスケスのテンプルに直撃してダウン


追撃した所でレフェーリ-が止めTKO新王者が誕生しました。

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非常に短い攻防でしたが

技術的にも見所が多く勝負を決めた一撃も開始直後のワンツーがあればこそフェイントになり得たし

シガーノのテイクダウン耐性パンチのスピード、威力、正確さは素晴らしかったです。

敗れたベラスケスも故障からの長期休養明けでいきなりこの相手では厳しいですし

スタンドの攻防でもキックやテイクダウンを織りまぜた攻撃にセンスを感じました

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是非復活して欲しいです。

この後、年末にあるレスナーvsアリスターの勝者と

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シガーノのタイトルマッチとなりましたが今からワクワクしてしまいますね。
階級を下げてきたパッキャオとあげてきたマルケスの第三戦目

これまでの2戦でパッキャオがスッキリと勝ちきれていないマルケスとの再々戦

下馬評ではパッキャオが有利と出ていましたが

個人的にはパッキャオはマルケスとやるのがやりづらそうに感じます。





試合序盤ははリードから左ストレートをダブルで叩き込みいつものようにダウンを奪いたいパッキャオと

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左ボディとアッパーでパッキャオを誘いながらカウンターの右ストレートを叩き込みたいマルケス

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に見えました




どちらにポイントを振るのか観戦者のボクシング観に左右されるような

白熱した戦いで素晴らしいとしか言葉がない状態


終盤はパッキャオも右フックのカウンタ-と

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マルケスのダッキングに合わせてのアッパーを狙いだしたように見えました

マルケスはストレートをかわしてからのクロスレンジでまとめて叩きこむ

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攻撃が有効だったように見えました。





そして両者一歩も譲らず最終ラウンドまで終え勝負は判定へ委ねられましたが

結果か114-114 115-113 116-112 

のマジョリティデシジョンでパッキャオの勝利





場内からはブーイングも聞かれ、私の採点も113-115でマルケス2ポイント有利でしたが

これは仕方ない感じでした




WOWOW解説陣が試合後話していたように競った試合で取りこぼすカウンターパンチャーの宿命とも言えるし

本当に実力伯仲でもう一度試合を見返せばどちらにポイントを付けるか判らないラウンドもかなりありました



この結果では異例の第4戦目も見たいですし

マルケスが封じた左ストレートをメイウェザーは封じ込めることができるのか



来年も世界のボクシングはパッキャオ中心に回っていくんでしょうね

とにかく今年一番のボクシングの試合が見れたことを両選手に感謝したいですね
今回はバーミンガムで開かれるということもあり

地元の選手が多く出場しメインもタイトル戦でもなければトップコンテンダー同士の戦いでもないという

谷間の大会でしたが会場の熱気は凄く派手な決着の試合が多い大会でした。




テリー・エティムvsエドワード・ファーロロット

打撃戦を嫌がりタックルに来たところをさばかれエティムが得意のギロチンでタップアウトを奪い秒殺


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リーベンのジム生で明らかにバーターのファーロロットでは実力不足でしたね。

勝ったエティムの再浮上のきっかけとなってくれればいいですね。



チアゴ・アウベスvsパピィ・アビディ

アビディはMMA8戦全勝柔道家にしてアウベスとスタンド勝負すると豪語する猛者。

アウベスは相変わらず計量を失敗し精神面や体調に疑問符を残すが

ストライキング能力はトップクラス最近調子が悪いがここが正念場となる試合。


アビディはアフリカ系の選手に多い身体能力が高くアグレッシブなファイター

序盤はアウベスに臆すること無くガンガンプレッシャーをかけて行くが

アウベスにたいしたダメージは与えられず

アウベスの右ストレートで崩され


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パンチ連打でダウンしたあとは

強烈なヒジをもらい背中を向けてしまった所をリアネイキッドチョークでタップアウト

アウベス復活を思わせる力強い内容しかし今後もウェルターでやっていけるのか不安


負けたアビディは心を折られたような初黒星が心配

この負けを糧と出来るならいい選手になると思いました。



ヘナン・バラオンvsブラッド・ピケット

ノヴァ・ウニオン期待の新星バラオンとWECトップコンテンダーの一人ピケットの対戦

このクラスのノヴァの選手の例に漏れず打撃が切れるバラオン

長いリーチとブラジリアン特有のバネでパンチを連打していく

対するピケットはリーチと踏み込みのスピードからどうしても単発のパンチになり

しかも被弾した分を取り返そうと大ぶりのカウンター狙い一辺倒になりがち


そして散々パンチに意識を奪っておいてのヒザでダウンを奪い


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パウンドからリアネイキッドチョーク

前評判通りバラオンの完勝すぐにとは言わないが

今後、クルーズの持つタイトル奪取の期待感も感じられました。

負けたピケットはUFCに移行して層の厚くなったバンタムでは中堅の一人となってしまうのか

次戦の奮起に期待したいです。



メインは

クリス・リーベンvsマーク・ムニョス

WOWOWの予想ではなんと6割がリーベン支持

新たなファン層が早朝からUFCを見ていると思われることがなんか嬉しいです。


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試合内容は相変わらずのリーベン節

TUF1をみてファンになった自分としては複雑な気持ちですが

今のMMAには適応できていない戦い方

いつまで体が持つか心配です。

試合はリーベンの粘りに手こずりカットによるTKO勝ちでしたが

内容は下馬評通りムニョスの完勝でした。

ムニョスは試合後、練習仲間のアンデウソンとのタイトルマッチを希望するような発言もありましたが

この階級のトップコンテンダーには一歩譲る現状じゃないでしょうか。



WOWOWでは最後にプレミナリーカードの放送もあり

小見川道大vsジェイソン・ヤング もありました。


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1Rはフェイントをかけながらプレッシャーをかけていく小見川だが手数がでない印象

対するヤングは動きが硬い感じだが要所要所で有効打を入れていく

中盤に小見川がテイクダウンを奪うも有効な攻撃が出来ず

その後のスタンドの攻防でハイキックをもらいこのラウンドヤングにとられたか


2Rはお互い有効な攻撃は少なかったものの

2度のテイクダウンで攻勢に回ってた時間が長かった小見川のラウンド


3R日本のリングでは打撃で鳴らした小見川もココでの打ち合いは分が悪い

しかし投げからテイクダウンを奪い足関を試みたりする精神的余裕はある模様

その後もグラウンド出の攻防で最後まで優位に立ち小見川のラウンド

29-28のユナニマスで小見川UFC初勝利



これ以上負けられない中で小見川の精神的タフさが感じられた試合でした。

気になったのはUFCに来てからフェイント後の打撃が思うように出せていないところや

グラウンドポジションを奪う際ヒジ、ヒザ、鉄槌で相手を削る動きが少ないことなど

課題は多いですが次戦進化した小見川選手が見れると期待しています。


負けたヤングはグラウンドでの攻防に難がありこの連敗でリリースの危機ではないでしょうか


アメリカ大会以外はどうしても地元選手が中心となる関係上

実力差マッチが増えてしまいKOやタップアウトでの決着は増えますが

技術的には物足りないところを残す大会でした。





しかし次はベラスケスvsドス・サントスのヘビー級タイトルマッチ


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WOWOWでは1週遅れになるようですが

公式サイトではオンデマンド放送があるようですので非常に楽しみ

パワーに加えヘビー級らしからぬスピードとテクニックとスタミナも併せ持つ両者

下馬評ではベラスケス有利と出ていますが

個人的にはベラスケスが打ち合い上等のコメントを出してることからも

ドス・サントスの重く速いジャブが試合の鍵を握るんじゃないかとワクワクしています。