前回、「プリスクールはインターナショナルスクールの幼稚園版」ということを書いたので、見学の話の前に、インターナショナルスクールの学校制度について、少しお話しをしたいと思います。
東京のインターナショナルスクールは多くの学校が3歳ぐらいから入学することが出来ます。
以下が、主な学校の受入れ年齢(学年当初の年齢)です。
アメリカンスクール:3歳から17歳
ブリティッシュスクール:3歳から17歳
聖心インターナショナル:3歳から17歳
清泉インターナショナル:3歳から17歳
東京インターナショナルスクール:4歳から14歳
西町インターナショナルスクール:5歳から14歳
セントメリーズインターナショナル:5歳から17歳
一方、幼児のみを受け入れるプリスクールは、学校によっても多少の違いはありますが、概ね1歳から5歳までとなっていて、インターナショナルスクールに入学出来るようになる年齢に達するまでの期間を補完する学校というのが、一般的な定義です。
では、多くのインターナショナルスクールが3歳から受け入れをしているのに、外国人が多い麻布・広尾エリアのプリスクールの需要はなんのためか?理由はこういうことのようです。
この界隈で、3歳から入れるインターナショナルスクールは、広尾の聖心インターと六本木のアメリカンスクールのアーリーラーニングセンター(幼稚園)、渋谷までちょっと足を伸ばしてブリティッシュスクールのみです。しかも、聖心インターは5歳までは共学ですが、その先は女子校、アメリカンスクールは6歳以降は都心から遠い調布になってしまう上、意外ですが、この学校はアメリカ人以外の外国人にはイマイチ人気がありません。
渋谷のブリティッシュスクールは非アメリカ系の家庭にはとても人気があるのですが、小3まで過ごす渋谷の校舎が狭いので、男の子には物足りないと感じる人が多いようです。
つまり、
①男の子がいる外国人家庭で
②アメリカンスクールには興味がなく
③ブリティッシュスクールだと設備的に物足りない
と考えるご家庭に残される選択肢は、東京インターナショナルスクール、西町インターナショナルスクール(やはりどちらも校庭は狭いですが…)セントメリーズに絞られ、必然的に入学に達する年齢までを、プリスクールで過ごす必要が出て来ます。また、女子校には興味のない、非アメリカ人のご家庭も同様です。
よって、多くのインターナショナルスクールが3歳くらいから子供を受け入れるにもかかわらず、外国人が多い港区エリアでプリスクールが多く存在するのは、このような理由によるものです。
