家庭教師であるという事。 -48ページ目

徹底的に生徒の話を聞く

私は、コミュニケーションの基本は、

『相手の話をしっかり聞くこと。』

だと思っています。

しっかり、聞くことができなければ、
コミュニケーションの先にある
信頼関係が、深まることが難しくなると思います。

家庭教師での指導においても、
同じことが言えます。

生徒が、今、何に疑問を持っているのか?
      何に悩んでいるのか?
      何に興味を持っているのか?

これらのことを、しっかりつかめなければ、
いい指導はできません。

親御さんに対しても全く同じです。

要望や、クレームなど、何でも言っていただけるような雰囲気づくりをして
どんな些細な事でも、言ってもらえるようにしておきます。
(雰囲気づくりについては、後述します。)

これが、非常に大切な事だと思っています。

親御さんの要望に対しても、しっかり、
言いたいこと言ってもらって、こちらも、それにしっかり答える。

この積み重ねが、いい環境を生み出します。

考え方、心の持ちようで人生は変わります。

人には、生きてきた年月の中で培ってきた
思考パターンというのが、存在します。

その一部が、個人個人の自己を形成していきます。

私は、どちらかといえば、超楽観主義者です。

為せば、成る。
精一杯生きていけば、
何とかなると思って生きています。

これは、私のもともとの性格でもありますが、
小学校の高学年頃から、今まで、
延々とライフワークとして勉強し続けている
歴史の中から、学んだことも大きく影響しています。

学んできた歴史の中から、
傑出した言葉を残して死んでいった幕末の英雄の辞世の句を紹介します。

高杉晋作という人の辞世の句

おもしろき 
こともなき世を
おもしろく
住みなすものは
心なりけり


これは、高杉晋作の死後、途中から誰かに付け加えられて
完成したそうですが、言いえて妙です。

私の人生の中では、この句は何度も頭の中を巡っています。

昨日の記事でご紹介したサトウ ハチロウさんの色紙

伸びる

いつも
これだけを
考えた給え

この言葉も大変、私は気に入っています。

考え方しだい、心の持ちようで
人生は、より有意義に生きていけるということを、
ズバリ見事に表現しています。

この二つの言葉は、私の心の奥深くに
沁みわたっています。

自主性を引き出してくることは、人材育成の柱です。

自主性を引き出してくる
ということを、私は、人材育成の柱だと思っています。

例えば、絶対的なリーダーが、
ある組織に存在したとします。
その組織は、そのリーダーの元、
ひじょうに機能していて成果を上げる有能な組織だったとします。

リーダーの素養や、能力などは、
ここに明示しません。
様々なタイプのリーダーが存在しますので、
このリーダー像は、あらゆる可能性を排除しなかったとします。

ここでは、とにかく、絶対的なリーダーという定義をします。

あるとき、そのリーダーが不在だったとします。

絶対的リーダーがいなくなった。

リーダーの元、まとまって機能していた組織は、
どうなるでしょうか!?

1、リーダーがいなくても、同じように機能した。

2、リーダーの指示が、仰げなくなったので全く機能しなくなった。

乱暴に大別すると、この二つになるとします。

果たしてなぜこういう結果になるのでしょうか、!?

歴史上でも、現代の会社組織や、あらゆる集団に
日常茶飯事にこのようなことが起きています。



その答えは、明確です。
根本的な問題は、リーダーの資質によるものではないということです。

問題は、その組織を構成している構成員そのものにあるのです。

日頃から、有能なリーダーの指示を聞いて、
その通り動いておけばうまくいく。
と考えて行動している組織は、

リーダーがいなくなった途端、
組織の崩壊が進みます。
これが、2のようなタイプです。

それとは、逆に1のように絶対的なリーダーが、
不在でも同じように機能できるということは、
要因として、リーダーの指示が、
行き届いていたということもあるでしょうが、
相対的にリーダーが、いる時も、
なぜ、そうするのか!?
なぜ、そうしなければならないのか!?を
自主的に考えて行動に移していたことに他なりません。
一人一人が、役割を担い、役割を理解しているということです。

つまり、ここで『自主性』ということが問われるわけです。

『自主性』を身に付け、トライしていく姿勢で
眼前のことに当たっていく人材をどんどん育成していけば、
個人が生き、組織が生き、社会が生きてくるような気がします。

だから、 『自主性』を引き出してくることが、
人材育成の柱だと考えるわけです。