米大リーグのナ・リーグ西地区同率首位に並ぶドジャース対パドレス戦が16日(日本時間17日)、ドジャースタジアムで行われ、ドジャースの「1番、DH」で出場の大谷翔平は、初回先頭に四球を選び、これで8月全14試合で出塁をマーク。さらにこの回に先制の本塁を踏むなど、この試合2得点を記録し、両リーグ独走の117得点まで伸ばしました。試合もドジャースが6ー0で勝ち、単独首位に立ちました。

 パドレスの先発は昨季14勝を挙げ、ノーヒットノーランも達成した快速球右腕のシースだが、大谷は通算21打数7安打の打率3割3分3厘、2本塁打、6打点と相性のいい投手。

 このため、シースも警戒したのか、二回一死走者なしの大谷の第2打席も四球を与え、またも大谷に本塁生還を許しました。四回一死走者なしの第3打席は中前打と、大谷は3打席連続出塁。シースは5失点で、大谷との対戦後に降板しました。

 六回、二死一塁での大谷の第4打席は、松井裕樹との「日本人対決」となったが、一邪飛。

 大谷は今季123試合で117得点。現在のペースならシーズン150得点を上回るが、150得点以上は2000年に152得点をマークしたジェフ・バグウェル(アストロズ)以来で、21世紀初の記録となります。昨季は「50本塁打、50盗塁」という「新たなクラブを創設」したが、今季は得点で「最近例のない記録」を作りそうです。

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 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。