AI×マーケティング視点の妄想研究図鑑

AI×マーケティング視点の妄想研究図鑑

都内在住中間管理職アラフォーサラリーマンの戯れ言。
AIとマーケティングの視点で、あらゆるモノゴトを自由に妄想し独自の解釈でDIG。
AI・チャットGPTでMLB大谷翔平成績等のデータ分析,スラムダンク,ドラゴンボール等のアニメ分析。
不定期更新ブログ。よろしくどーぞ。

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​今、世界中で静かに、

しかし確実に「愛の形」が壊れ始めています。


先日、ネットを騒がせたニュースを知っていますか? ChatGPT(AI)に恋をし、仮想の結婚式まで挙げた人達の存在です。

驚くべきは、記事によると彼女たちが「文字(テキスト)」だけで、夜の営みが最後まであるという事実。


https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nikkan_spa/trend/nikkan_spa-2122688


これは、まあ愛の形の多様性と言ったところでしょうか。


しかし、これはまだ物語の「序章」に過ぎないでしょう。


10年、20年後の未来、規制の壁が崩れ去った先にあるのは、人類が経験したことのない「究極の快楽と絶望」の世界です。


  理想の彼女、妻を創りだす時代へ


20XX年。どんなにモテない人でもパートナーをあきらめる必要はありません。


​VRゴーグルを装着し、AI生成ツールを立ち上げれば、そこには「神」になれる空間が広がっています。

いやゴーグルみたいな仰々しいモノではなく、普通の眼鏡、スマートコンタクトから、自分が創りだす「現実」が広がります。


ビジュアル: 身長、体重、理想の顔立ち、完璧なスタイル、髪の一本一本の質感、肌の温度設定。


内面: 性格も細かく設定。自分好みにカスタマイズ。


声: 耳元で囁かれる、脳を直接震わせるような理想の音色






​身長、体重、性格の細かなクセ……。

「1%の妥協もない相手」をカスタマイズし、その相手と仮想空間で共に生活し、結婚し、そして愛し合う。それが当たり前の日常になります。


AIはあなたとの会話を秒単位で学習し、あなたの趣味、笑いのツボ、知的な議論のレベルに合わせて進化します。


決してあなたを批判せず、常に理解し、励ましてくれる「理想のパートナー」を演じ続けます。

chatGPTのように。



 ​「肉体の限界」を超えるVRとハプティクスの融合


テキストだけの時代は終わるでしょう


AIが「脳(感情)」を支配し、VRが「視覚」をジャックし、そし次世代ハプティクス(触覚フィードバック*が「肉体」を完全に掌握します。


​スーツを着用した瞬間、仮想の恋人の指先の感触、抱擁の圧力、さらには「生命の鼓動」さえもが、物理的なリアリティを伴ってあなたの全身を駆け抜けます。


​そこにあるのは、現実の生身の人間よりも「リアル」で、なおかつ「自分の思い通り」になる体験。


「セックス」という行為さえも、デジタルデータによって最適化され、生物学的な限界を超えた快楽へとアップデートされるかもしれない..!



 ​【人間 vs AI】絶対に負けられない戦いの火蓋


​これは、もはや単なるエンターテインメントではありません。


「現実の人間」と「完璧なAI」による、パートナーの座をかけた最終戦争です。


人間の弱点: 愚痴を言う、年老いる、裏切る、価値観が合わない、疲れる。


AIの強み: 常に美しい、成長し続ける、絶対に裏切らない、あなた専用に最適化されている。


​もし、目の前に「欠点だらけの人間」と「完璧なAI」が並んだら、人類はどちらを愛してしまうのか?


​このままAIが進化し続ければ、現実の少子化や非婚化は加速し、人類は「仮想の楽園」の中で緩やかに滅びの道を歩むことになるかもしれません。






 ​勝者は「幸せ」か、それとも「人間」か


​「AIと結婚なんて虚しい」と笑えるのは、今のうちだけかもしれません。


技術が人間の感覚を完全に再現したとき、その「虚しさ」さえもAIは優しく包み込んで消し去ってくれる可能性があるから。


しかし


しかーし


AIは人間じゃない。



そこに実体、命はないわけです。

だから、負けてられない..!


人間対AI。






この負けられない戦いが、

すぐそこまで迫ってきている...!



答えは、20年後のあなたの寝室にあるかもしれない。





もしもドラゴンボールのブルマが現実にいたら...


そんな妄想をしたことはありませんか?




出典∶ジャンプコミックスDRAGON BALL 10
https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=4-08-851840-3



天才科学者ブルマの発明品を、現代の科学技術と照らし合わせて徹底検証してみました。


SFの世界と現実の境界線が、思っているより近いかもしれません!


​🔍 ドラゴンレーダー:現実度 ★★★★☆

【世界中に散らばったドラゴンボールの場所を探知し、正確な位置を画面に表示する小型端末。】


ドラゴンレーダーの基本概念は、実はGPS技術そのものです!

特定の電波や信号を発する物体を追跡する技術は既に確立されており、AppleのAirTagやTileなどの紛失物追跡デバイスが身近な例として挙げられます。


​現代のGPS精度は約3-5メートル程度ですが、RTK-GPS技術を使用すればセンチメートル級の精度も実現可能。ドラゴンレーダーレベルの探知能力は、技術的には十分実現可能な範囲にあります。

​ただし、「魔法の球」だけを識別する特殊性や、地球規模での正確な探知には、まだ技術的課題が残されています。


​⏰ タイムマシン:現実度 ★☆☆☆☆

​【過去や未来へと、時代を越えて自由に行き来することを可能にする乗り物。】


イムトラベルは物理学者たちが真剣に研究している分野です。

アインシュタインの相対性理論によれば、時間の流れは相対的であり、理論的には時間操作の可能性が示されています。

​興味深いことに、GPS衛星では相対論効果により地上より時間が早く進むため、日々38マイクロ秒の補正が必要です。また、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士は、地上より僅かに「未来」から帰還しています。これらは微小ながら、実際の「時間制御」の例と言えるでしょう。

​しかし、ブルマのタイムマシンのような本格的な時間旅行は、ワームホール理論やタキオン粒子など、まだ仮説段階の物理学に依存しており、現実的な実現は困難です。


​🚀 重力装置:現実度 ★★★☆☆

​【室内の重力を自在に増減させ、高重力下での過酷な修行を可能にする装置。】

重力制御は現代科学の聖杯の一つです。

現在実用化されている人工重力技術は、主に遠心力による擬似重力に限られています。宇宙ステーションの回転セクションや、宇宙飛行士訓練用の遠心分離機がその例です。

​NASAでは様々な重力環境をシミュレートする装置を開発しており、水中訓練や放物線飛行により月面重力や火星重力を再現しています。また、磁気浮上技術を応用したリニアモーターカーなど、重力に対抗する技術は着実に進歩しています。

​真の重力制御については、超伝導技術を使った反重力実験や量子場理論に基づく研究が進められていますが、ブルマの重力室のような装置の実現にはまだ時間がかかりそうです。


​💊 ホイポイカプセル:現実度 ★★☆☆☆

​【巨大な家や車などを極小サイズに圧縮収納し、ボタン一つで出し入れできる魔法の収納具。】

ホイポイカプセルは物理学の基本法則に挑戦する発明品です。

現実的なアプローチとしては、3Dプリンティング技術が注目されます。設計図から物体を瞬時に製造し、材料を圧縮保存して必要時に展開するという概念は、既に部分的に実現されています。

​宇宙開発分野では、折り畳み・展開技術が重要な役割を果たしています。太陽電池パネルの展開システムや緊急時用の膨張式構造物など、「小さく保存して大きく展開」する技術は確実に進歩しています。

​ただし、家や車を完全に圧縮してカプセルに収納するレベルの技術は、質量保存の法則や物質の基本構造を考えると、現在の物理学では実現困難です。 


​📱 スカウター:現実度 ★★★★☆

【相手の戦闘力を数値化して測定し、位置情報や通信機能も備えた片目用のウェアラブルデバイス。】
※元々サイヤ人ラディッツが使用していたスカウターをブルマが改良

スカウターは現代のAR(拡張現実)技術そのものです!

Google Glass、Microsoft HoloLens、Apple Vision Proなど、情報表示型ウェアラブルデバイスは既に実用化されています。

​「戦闘力」測定についても、現代技術で類似機能が実現されています。Apple WatchやFitbitによる心拍数測定、EMGセンサーによる筋電図解析、モーションキャプチャーによる動作解析、スポーツ科学測定器による反応速度測定など、人間の身体能力を数値化する技術は既に確立されています。

​AR技術の進歩により、10年以内にはスカウターとほぼ同等の機能を持つデバイスが登場する可能性が高いでしょう。


​🛸 宇宙船:現実度 ★★★★★

​【惑星間を短時間で移動できる、居住空間も備えた高度な飛行機械。】

ブルマの宇宙船は、実は現代技術で最も実現可能な発明品です。

SpaceXのFalcon Heavyによる重量物の宇宙輸送、国際宇宙ステーションでの長期宇宙滞在、火星探査機による惑星間航行など、基本的な宇宙技術は既に確立されています。

​民間宇宙旅行も現実のものとなり、ブルマの宇宙船で描かれた「気軽な宇宙旅行」の時代が近づいています。重力制御や超高速移動などの先進機能を除けば、現代技術でも十分実現可能なレベルです。




©ドラゴンボール 鳥山明

​🔮 未来予測:実現可能性ランキング

第1位:スカウター(実現可能性 95%)


実現のために最も必要な要素は、デバイスの小型化です。すでにAR技術の基盤は完成しており、あとは日常生活で違和感なく装着できるサイズまで小さくする段階に入っています。


第2位:宇宙船(実現可能性 90%)


実現のために必要な要素は、打ち上げや運用のコスト削減です。ロケットの再利用技術などが進んでいる現代において、最も「実用化」に近い位置にある発明品と言えるでしょう。


第3位:ドラゴンレーダー(実現可能性 80%)


実現のために必要な要素は、特定物質の探知技術の向上です。GPS技術はすでに完成されているため、あとは特定の反応だけを正確にフィルタリングする技術が待たれます。


第4位:重力装置(実現可能性 30%)


実現のために必要な要素は、基礎物理学の進展です。擬似的な重力ではなく、空間そのものの重力を制御するには、現代科学の定説を覆すような発見が必要となります。


第5位:ホイポイカプセル(実現可能性 15%)


実現のために必要な要素は、分子構造の制御です。質量を維持したまま物体を極小サイズにまで圧縮し、瞬時に復元する技術は、現在の物理学では非常に高いハードルとなっています。


第6位:タイムマシン(実現可能性 5%)


実現のために必要な要素は、理論の完全な証明です。物理学上の仮説としては存在しますが、人間を乗せて安全に時間を移動させる装置の構築は、いまだ未知の領域にあります。



​💡 まとめ

​ブルマの発明品を検証してみると、意外にも多くが現代科学の延長線上にあることがわかります。特に情報技術やバイオテクノロジーの分野では、SFの世界が現実になりつつあります。


​現実世界でも、イーロン・マスクの宇宙開発、日本の研究者たちのロボット工学など、「現実のブルマ」と呼べる科学者たちが活躍しています。


科学技術の進歩は私たちの想像を超えるスピードで進んでおり、10年後には今回検証した発明品の多くが現実のものとなっているかもしれません。


なんだかワクワクしてきますねニヤニヤ




©ドラゴンボール 鳥山明





​誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。


完璧に見える人より、どこか欠点のある人に心惹かれる瞬間を。


傷一つない作品より、どこか歪んだ作品に深い感動を覚える経験を。


​なぜ私たちは完璧なものより、欠陥のあるものに魅力を感じるのでしょうか?


そのナゾを紐解いていきます!


 ​侘び寂びの心理学:不完全さが生む共感


​日本には侘び寂びという美意識があります。これは単なる古さや簡素さへの憧れではなく、不完全さの中に見出す深い美の概念です。


​心理学者のブレネー・ブラウンは「弱さこそが繋がりの源泉である」と語ります。

完璧な人間は敬意の対象にはなっても、共感の対象にはなりにくいのです。

私たちは他者の弱さや欠点に自分自身を重ね合わせ、そこに親近感を覚えます。


​例えば、映画「ジョーカー」の主人公が人の心を掴んだのは、彼の破綻した人格や苦悩が、私たち自身の内なる闇と共鳴したからではないでしょうか。



 ​金継ぎ効果:傷が物語を生む


​日本の金継ぎは、壊れた陶器を金で修復する技法です。これは単なる修理ではなく、傷そのものを美として昇華させる哲学です。


​心理学的に見ると、人や作品の「傷」は物語性を生み出します。完璧なものには歴史がありません。しかし欠陥のあるものには、その傷がどのようにして生まれたのか、という物語が宿ります。


​音楽でいえば、ボブ・ディランの荒削りな声、ビリー・ホリデイの哀愁を帯びた歌声。それらの「不完全さ」こそが、聴く者の心に深く刻まれるのです。






 ​不協和音の魅力:脳科学からの視点


​脳科学の観点からも興味深い発見があります。

人間の脳は「予測可能性」より「適度な予測不可能性」に強く反応することが分かっています。


完璧に調和した音楽より、時折不協和音が混じる音楽のほうが脳を活性化させるのです。


これは芸術だけでなく、人間関係にも当てはまるかも!?


ある程度予測可能な人間関係は安心をもたらしますが、時に予想外の言動や特徴を見せる人のほうが、私たちの興味を引き続けるのです。



 ​「キズナ」は「傷」から生まれる


​人間関係において最も深い絆は、互いの弱さや欠点を受け入れ合うところから生まれます。完璧な人間同士では真の意味での支え合いは生まれません。


昔、「伝説の教師」というドラマで、

ダウンタウン松本人志が演じる先生による「相手の欠点を10言えて初めて友達と思え」的な言葉がありましたが、

このセリフはまさに本質を突いています。



 ​完璧さの不気味の谷

ロボット工学には「不気味の谷」という概念があります。人間に似すぎたロボットが逆に不気味に感じられる現象です。


​これは人間関係にも当てはまります。あまりにも完璧な人は、どこか人間味がなく感じられ、距離を置きたくなるものです。適度な欠点があるからこそ、私たちは安心して関係を築けるのかもしれません。


それこそ漫画ドラえもんアラレちゃんが愛されるのは、完璧ではなく、どこか人間らしく不完全だからこそ、我々に受け入れられたんだと思います。

  


 あなたの「欠点」こそが魅力!


​完璧を目指す社会の中で、私たちは自分の欠点を恥じることがあります。しかし、あなたの「」こそが、あなたを唯一無二の存在にしているのです。


​金継ぎの哲学に倣えば、私たちの傷や欠点は隠すべきものではなく、金で縁取るように大切にすべきものなのかもしれません。


​「完璧ではない部分」を今日から少し違った目で見てみませんか?真顔