この十数年の間に
教育では「気軽に話かけない、大人に近づかない、人に話かけない」みたいな訓練をしている。
レジでもありがとうも言わない(もちろん仕事だけど、それはそうだとして)
扉を押さえてくれたり、譲ってくれても無言
どうぞ、と言ってくれても無言
こんな場面をみるたびにひとことなのになあ
と思う
ヘンに用心深い割に、柔軟になれない
相手を見るということはたぶん、育ってきた環境にもよるだろうけど
このご時世に合ういきかたとは何だろうか
バスを降りるときも
ありがとうと言う人は
10人にひとりぐらい
レジでありがとうと言う人も
それぐらい
人は自分だけで生きていけない
何かができて普通に生きているのは
水道工事をしてくれている人
電気をつつがなく配信してくれている人
モノを運んでくれている人
その人たちのおかで
ありがとう
いつでも言えるこの一言
「ありがとう」