今日は、朝から雨がシトシトと

一雨ごとに、春を呼ぶ

今の雨は、幼い頃から

そう聞かされた


  『一雨ごとに暖かく成るよ』

  『一雨ごとに春に近付くよ』

 梅の花・桃の花・桜の花

   春呼ぶ雨だよ

 一雨ごとに蕾が膨らむ

 大地は、自然は動いてる

  一雨ごとに一歩づつ


 春呼ぶ雨は、忘れずに

 時を刻んでやって来る


  其処まで来ている、春の風

  思い出深き春の風


   


 梅の香りに戯れた思い出


     


 桃の花には、天を仰ぎ祈りを・・・


   


 桜の花には、心から合掌を

 今年も皆が待つ桜の花


  花其々に思いが違うが

  其れも心の奥に

  隠した辛い思い出の一つ一つを

 隠して微笑む


 今年は全てに手を合わせ祈るのみ

  こんな私でも春呼ぶ雨が降り注ぐ



     京都の空の下から