それまでそこになかったものを野に放つ
というのは
生態系というものを考えると
極めて危険な行為だ。
役に立つと思って野に放った結果
取り返しのつかないことになった外来生物という例は
数多くある。
こうした取り組みをする際は
最低でも10年20年かけて生態系を観察し
慎重に行うべき
というのが
21世紀の環境の考え方だ
と
おいらは思う。
今より悪くなることはありません ??
たかが町長に生態系の何がわかる?
人類の最先端の智でさえ
まだ生命や生態系について十分わかっていないというのに。
目先のお役立ちや経済効率だけで
モノを考えてはいけない。
19世紀、20世紀とそれをやって
人類は手に負えない環境問題を抱え込むことになったというのに。
試したいなら
まずは小規模に(規模が小さければ自然は復元力を持っている)
20年ほどの期間
さまざまな要素について
慎重に観察すべきである。
一見関係なさそうな事項についてもだ。
自然というものをナメてはいけない。