この法案は
一旦引っ込めるか
大幅な修正が必要だ。
このままでは殺される人が何人も出てきかねない。
それも
ウィシュマさんのように入管施設内で殺すのではなく
「母国」に強制送還して「母国」に殺させるのだ。
既に２回
難民申請を却下された男性などは
この法案が通れば
自分は「母国」で殺されるのではないか
と怯えている。
この男性の難民申請が不許可になった理由は
提出された「書類」の信憑性が分からない
というものだ。
どこに「母国」から逃げた人間に「迫害証明書」を出す政府があるのか？
入管が
日本国内に犯罪が流入することを防ぐ関門として機能していることは理解する。
しかし
窮地に陥った人を
せめて人として扱う
ということができる国であってほしいと
おいらは思うんだ。
人権担当の国連特別報告者が
次の点を指摘している。
収容に上限がなかったり、処遇に裁判所が関与しないことが
拷問禁止条約に抵触する。
親の状況（難民認定の長期化など）によって在留資格のない子どもについて
保護措置をとっていないことが
子どもの権利条約に抵触する。
申請回数２回を超えた人の強制送還は
難民条約に違反する。
国際的な取り決めや条約は
国内法に優先する
と
韓国の徴用工問題の判決を批判してきた日本政府は
このことについては
ほっかむりだ。