レムデシビルがまもなく「承認」される見込みだ。

 

陰謀論者によれば

国産のアビガンの承認が遅れているのは

アメリカの製薬会社の製品を先に承認するよう

安倍政権がイルミナティの指示を受けているからなのだそうだ。

実際、レムデシビルは深刻な肝機能障害の副作用が報告されているにもかかわらず

特例措置で承認されるようだ。

 

ならば

アビガンも同時承認しても良さそうなものだが

とも思う。

 

レムデシビルアビガン

有効性がまだ確認されていない(医学的レベルにおいて)

という点では同じである。

ただし試験管の中においてはレムデシビルが最もウイルス阻害効果を持つ。

(エボラに対する人体投与では、効果は確認されなかった)

副作用の面から見るなら

レムデシビルは肝機能障害

アビガンは催奇性

ということになる。

 

さて

ここで視点を少し変えてみたい。

 

たしかに

科学的評価として見る限り

レムデシビルの方がやや有効性が高い

と言えるのだろう。

 

エビデンスが必要

という科学者の言葉も分からないではない。

 

しかし

患者にとって「命」とは

1つだけのかけがえのないものであって

ランダム化比較試験のための「素材」ではない。

 

人は生まれた瞬間に「死刑」を宣告されている。

ただ、その「執行」がいつであるか

自身も周りも知らされていない

というだけだ。

だが、必ず執行される。

 

「命」の価値とは何か?

それを決める自由くらいは

自分の手の内に持っていたい

と考えるのはワガママだろうか?

 

レムデシビルアビガン

「効き目があるらしい」くらいまでは分かってきた。

 

ならば

肝機能障害のリスクを冒しても、効き目が強いかもしれない薬を使いたいか

妊婦ではないので、効き目は劣るのかもしれないが強い副作用のない薬を投与してほしいのか

それとも、将来の人々のために「実験台」になってもいいのか

 

その選択肢を増やしてほしい

と思うのは

おかしいだろうか?