55作目


ラッカは静かに虐殺されている


監督   マシュー・ハイネマン

「カルテル・ランド」(メキシコ麻薬戦争)







5年間での死亡者が43万人にものぼる戦後史上最悪の人道危機


と言われるシリア内戦に


肉薄したドキュメンタリー。









シリア北部の街ラッカを過激思想と


武力で勢力を拡大するイスラム国(IS)

が制圧し、ラッカの街はISの首都とされた。



かつては天国と呼ばれ、穏やかだった街は爆撃により廃墟と化し、残忍な公開処刑が日夜繰り返されていく。







匿名の市民によって結成されたジャーナリスト集団「RBSS」(Raqqa is Being Slaughtered Silently=ラッカは静かに虐殺されている)は、


海外メディアも報じることができないこの惨状を国際社会に伝えるべく、

スマホを武器に街が直面している現実を次々とSNSに投稿。



そのショッキングな映像に世界が騒然となったが、



RBSSの発信力に脅威を感じたISはRBSSメンバーの暗殺計画に乗り出す。











このような映画を観ない限り

今の日本ではなかなか入ってこない情報です。


自分で感心を持てば、ネットなどで調べれば分かるのでしょうが、

ほぼ感心がない自分に気付かされます。


ISとRBBSとのネットでの情報戦!


RBBSのメンバーは教師や学生さん。


早く普通の生活に戻りたい!

結婚したい!

と言ってたのが印象的でした。


みんな普通の人。


自分にできることは、事実を知る事‼️

伝える事‼️ぐらいしかできない。



早く終わって欲しいです(๑>◡<๑)