4月8日(ブルームバーグ):8日のロンドン金属取引所(LME)で、亜鉛相場は4週間ぶり高値に上昇。供給が減少する中、国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しを受け、需要が押し上げられるとの観測が広がった。
IMFは8日、米経済の今年と来年の成長加速に支えられ、世界経済はブラジルやロシアなどを含む新興国の景気回復鈍化の影響に耐えることができるとの予測を示した。国際鉛・亜鉛研究会は3日、今年の供給は消費を11万7000トン下回るとの見通しを示した。
TDセキュリティーズ(トロント)の商品戦略責任者、バート・メレク氏は電話インタビューで、「これらのリポートにより、ファンダメンタルズが良好で需要が悪くないことが裏付けられた」と指摘した。
LMEの亜鉛相場(3カ月物)終値は前日比1.2%高の1トン=2027ドル。一時は2029ドルと、3月11日以来の高値を付けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物5月限は0.4%高の1ポンド=3.051ドルと、3月7日以来の高値となった。