兵庫県内 台風が現在通過中!

 

徳島県に台風21号が上陸したようです。進路方向は神戸か?大阪か?・・・私の住んでいる兵庫県南西部(姫路周辺)はなんとか中心通過は避けられるように思いますが、現在、かなりの風雨が強くなっています。速度が速くなっているようなので、あっという間に通り過ぎてくれたら良いのですが・・・。大きな被害には巻き込まれないように細心の注意だけはしていきたいと思います。皆さんの地域は大丈夫ですか?

 

本来であれば、昨日の続きである「さいたま帰省回想②」というブログを書くべきですが、こんな荒れた天気でもありますし、台風についての思い出?もいくつかあるので、今日はそれを書きたいと思います。

 

私にとって、台風と言えばまず思い出すのが1982年(高校2年生)と9月。昨日も話題になった埼玉県の実家が床上浸水の被害を受けた時のこと。当時は、父親が新潟へ単身赴任中、兄は大学で地方へ・・・家には病気がちであった母と私しかいませんでした。風雨が強まり、あっという間に床下に水が入り始め、その後玄関に水が・・・そこからは本当に早かったと思います。1階の物品を出来る限り、2階へ運び込んでいるところに容赦なく水が上がってきました。とにかく2階へ避難しか無かったことを今さらながら思い出します。そうなると・・・後片付けが大変!今回の西日本豪雨で被害を受けた地域ほどでは無いですが、泥をかき出す作業や水に浸かったものはすべて洗う(当然綺麗な水に浸かったわけではありませんから)作業で学校は当然お休み。特に大変だったのが、床下の水を雑巾で綺麗に吸い取る作業でした。そのままにしておくと虫が湧いたりと言われ、ひじょうに狭い床下空間を体を寝かせながら前進。約2時間以上も立つことも出来ず、腰を曲げることも出来ず・・・それは生き地獄のような作業だったことを思い出します。あれから36年。床下や床上の浸水被害を経験したのはそれが最後ですが、冗談抜きで二度と経験したくないことは言うまでもないしょう。高校2年生という多感な時期に・・・・・よく頑張ったなぁ~と自分自身で思っています。

次に思い出すのは1990年だったと思いますが・・・三重県伊勢市に住んでいた時(大学時代)でした。4階建のワンルームマンションの3階にて生活していた時でした。とにかく強い台風でした。しかし、今回は前述のような浸水被害は有り得ない状況であることは一目瞭然です。ではでは・・・・この時は暴風に恐怖感を覚えた台風だったのです。それも時間帯は真っ暗な夜・・・停電にもなり・・・しかしながら風は衰えることを知らず、マンションのガラス戸を押してきました。雨戸もないマンション。とにかく窓ガラスが割れるなんてことが起きたら一大事・・・と思いながら、窓ガラスに寄りかかって必死に耐えた一夜でした。そして、一夜明けてからベランダをみて驚き!物は散乱、どこから飛んできたのかわからない物までありました。一人暮らしであった私にとっては、雨ではなく風に苦しめられた台風が今から28年前の台風でした。

 

災害は忘れた頃にやってくる・・・とよく言いますよね。53年間生きてきた中で、本当に数多くの災害に私も直面はしてきましたが、高校2年生の時に経験した床上浸水からの復興作業以外は個人的に苦痛を味わったことは無いように思います。台風とは違いますが、1995年に発生した阪神淡路大震災の時も、播磨南西部在住であったので、神戸や阪神地域に比べて被害も大きくはありませんでした。しかし・・・時の運だけなのかも知れません。これからも異常気象や地殻変動等からの災害は続くことでしょう。自分には関係ない等とは思わないように、いざという時の対策はいつもしておかねばならないと思います。

 

んっ・・・なんか神戸市に台風が再上陸したとのことです。明石海峡を渡りましたか・・・。