ヴィヨンさんの妻 | mm95

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よろしくお願いします♪

最近映画化されたので、ミーハー気分で「ヴィヨンの妻」を読みました。


太宰さん作品は、たぶん中学生以来です(;^_^A




私が購入した角川文庫「ヴィヨンの妻」には、


「パンドラの匣」、「トカトントン」、「ヴィヨンの妻」、「眉山」、「グッド・バイ」


の5編が入っています。


少し前に、一度読み終えたのですが、


凡人の私にはどうにも理解しにくいところが多くて


中でも、特に気になった「パンドラの匣」と「ヴィヨンの妻」を


もう一度読み直しました。




この中で、いちばんいいなぁと思えたのは「パンドラの匣」でした。


唯一、前向きな作品だったから。


どの作品も、終戦後の、日本が荒れ果てて、人の心もすさんでいる時代が


背景なので、陰鬱な雰囲気になってしまうのも当然ですが、


この作品では、箱の中から出てくる黒い煙のあとに残っていた


小さな光の粒、控えめな、でも確かな希望を見せてくれます。


主人公の、瑞々しい感性も素敵でした。




「ヴィヨンの妻」はいちばん理解し難かった。


この作品の女性の描かれ方が、どうしても受け入れ難たかったです。


だいたい、ヴィヨンって誰?


と思ってさっき調べたところ、


フランスの詩人で、ずいぶん破天荒な人生を歩まれた方のようです。


なるほど。


わけわからん旦那様に添う奥方、という意味か。


どうにも悲惨な状況をブラックな笑いにして、


世の中を風刺しているのでしょうが、


私は、救われない気分に陥ってしまいました。




そのほかの作品も、あまり私の好みではなかったです。


どんよりした空気感、当時の女性の扱われ方、


あまり好きじゃないです・・・




「君には文学というものがわかっとらんな」


はいその通りです、太宰先生・・・(ノ_-。)


もうちょっと勉強します。