いろいろと関わる仕事のとっかかりにこれが大事と感じます。
少なくとも社労士の仕事であれば法的要件が最初にあるので、
そのより深いところの理解をまず共有するところが始まりです。
このときの知識は、もちろん表面的なものだけではなくて、
実際の運用面を踏まえた生きた知識であることが必要・・・。
そういうものでないと共有する意味が薄くなってしまいます。
さて、そこで思うのが「生兵法は大けがのもと」なのです。
自戒を込めて言えば、先に専門知識があるからこそやりがちなのが、
そうした前提を良く整えない状態で“仕事を始めてしまう”ことでしょう。
この整え方が工夫のいるところであり、最初の関門になるところ・・・
(関門を設けるぐらいのレベルに行けた場合の話しにはなりますが)
言わば、“始める”前のフィルターを通して“整えさせる”訳です。
「少しばかりの知識や技術は、それに頼ったり自負したりして、
かえって大失敗をすることのたとえ。」というのが意味ですが、
逆説的な意味において我々が考えておくべきことかもしれません。
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今日も好天で気持ちよく晴れていました。
新年度らしく初々しい姿を見かけることもありますが、
どうもこの季節は自身は余裕が無くなる時季かも…。