原作は
たくさんのファンの方に惜しまれながら
7月に亡くなられた
ベストセラー作家
東野圭吾氏
【罪と罰】というテーマを重厚な物語で描いた
同名ミステリー小説
この映画…
東野圭吾作品ということもあり
訃報前から
観ようと思っていた
善良な弁護士・白石健介(中村芝翫)が刺殺された事件は、容疑者として浮上した倉木達郎(三浦友和)が犯行を自供したことにより解決したはずだった。しかし、容疑者の息子である倉木和真(松村北斗)と被害者の娘の白石美令(今田美桜)は、互いの父親の言動に違和感を抱く。出会ってはならないはずの2人は手を取り合い、共に事件の真相を追いはじめる。
「父がしたこととは思えないんです」
という容疑者の息子(松村北斗)
「父はそんな人ではありません」
という被害者の娘(今田美桜)
ストーリー展開がすごい
単に
加害者と被害者というだけではなく
人間という生き物の持つ
優しさや善の心…
そういったところも描かれていると感じている
そういった中
事件の内容は
ひと昔前から今も現実に起こっているような事件で
それはそれでやるせない
鑑賞後
すっきりとした解決感ではなく
静かな重い余韻だった
すべての真相が明かされたあとの
ラストシーンは特に脳裏に残る
決して交わることのない
『白鳥』と『コウモリ』の二人
背負わされた残酷な真実を思えば切ないけれど
ラストシーンに
どこか救われたような気持ちになる
ハッピーエンドではないかもしれない
でも
過酷な運命のその先に
二人の間に小さな光みたいなものを感じる
ラストだった
松村北斗
今田美桜
主演の二人の演技もとてもよかった
良い作品…映画を観られたなと
東野圭吾氏にも感謝です
