お口でとけて手でとけない(^^)


レストハウスをさらに南下して山王岩をちょっと観光して、ガイドブックに載っていた、食材の宝庫三陸海岸の中心にある釜石は老舗料理店中村屋さんにおじゃましてみました。


ここは雑誌で紹介されていたところで、ちょうど夕食時に通過したのでよってみました。
ここは三陸海宝漬というのが一番のメイン料理みたいで通販もしているようです。


お口でとけて手でとけない(^^)


ということで、三陸海宝漬定食とうにとあわびの海藻蒸定食を注文
本当は三陸まるかじりコースという三陸の旬をご賞味頂ける中村屋オリジナル料理(約7品)を楽しみたかったのですが、さすがに胃袋に隙間が無く、泣く泣く名物料理だけでも楽しみたいと思い、断腸の思いでした。
しばらく待っていると料理が運ばれてきました。
三陸海宝漬は盛りつけもすごく綺麗で、見てるだけでも楽しませてくれます。

アワビ、イクラ、メカブなどが入っていて味付けも抜群です。

かの神田川先生も絶賛したらしい。

たしかにウマいっす!


お口でとけて手でとけない(^^)


アワビは、もちろん地元で獲れるものを、中村家独自の「だまし煮」という技法で調理しているらしい。何を「だまして」いるのだろうか?「だます」とアワビが柔らかくなるのだろうか?とても気になります(笑)。
イクラは、秋の産卵にもどってきた「銀毛鮭」という鮭を遡上前の沖獲りしたものの卵を使うらしい。いわゆる「銀毛鮭イクラ」とか!重量比率からもっとも多い素材「メカブ」は自己主張することなく、アワビとイクラをサポートしてます。もちろんメカブも三陸海岸で育てられた一品!

お店の人の薦めで三陸海宝漬は定食のご飯の上にのせてどんぶりにして食べてみました。

お口でとけて手でとけない(^^)


煮込まれたアワビの味とイクラとトロトロメカブが暖かごはんに合い、食べやすく、すごく美味しいです。


うにとあわびの海藻蒸はホイルを開ける美味しそうな臭いが(*^^*)
周りの海藻も全部食べれるとか!!

お口でとけて手でとけない(^^)


蒸されたウニは、うに丼とも焼きウニとも、いちご煮とも違う甘さとおいしさがあります。
あわびも三陸海宝漬とは違ってホイールでじっくり蒸され、うまみを閉じこめられた感じが!技法を凝らした三陸海宝漬も美味しいですが、素材を素直に感じられるホイル焼きのほうが僕の好みかな!?





三陸海鮮料理 中村家
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町5-7
TEL 0193-22-1140

営業時間:火曜日~土曜日 午後5時~午後10時
定休日:毎週日曜日と月曜日


※ご昼食には、姉妹店「まんぷく食堂」をご利用ください。
営業時間:午前11時半~午後3時まで
電話:0193-22-2255
場所:釜石駅前サンフィッシュ2階

http://www.iwate-nakamuraya.co.jp/