ミク→水色 KAITO→青 MEIKO→赤 IA→灰色 MAYU→薄ピンク がくぽ→紫 GUMI→黄緑
ルカ→ピンク リン→黄色 レン→オレンジ
※間違ってる可能性ありです
頼りなく小さな手を重ねて
健やかなる時も 病める時も ただ信じて…
信じて…
｢共に分け合っていこう｣
｢共に分け合っていこう｣
人の智(ち)を超えて 思い上がった愚かな羊に
神の裁きが下った
滅びゆく世界を守り続ける｢アイの塔｣には
世界の寿命が灯る
若者の村に 王国の使者がもたらした
予言の報(しらせ)
針子の少女に 誉(ほま)れ高き｢次のメシア｣へと
神託(しんたく)が降りた
神託(しんたく)が降りた
塔の中に守られし【祝福】は
９つの メシアだけが賜(たま)う【栄光】
賜(たま)う【栄光】
君と共に 僕らも塔へ連れ立とう
連れ立とう
滅びゆく楽園の命､繋ぐため
繋ぐため
繋ぐため
祝福をこの手に 心､打ち鳴らし
栄光を掴み取れ 懸命に…
信じ合う仲間とともに 助け合えば
恐れるものは､ なにもない
なにもない
なにもない
最初の祝福を
最初の祝福を
命が渦巻く【華やぐ波】の扉へ 手を伸ばす
【華やぐ波】の扉へ
ふと､大きな手を重ねて 青年が言った
言った
｢共に分け合っていこう｣(あはは…)
メシアを押しのけ 横取られた最初の祝福
仲間たちは いがみ合い
２つ目の扉 赤き目を血走らせ
剣士は【炎の宴】に興(きょう)じる
【恵みの陽光】を勝ち取って
悦(えつ)に入(い)る姉の手を振り払い
悔しげな顔で 妹は【安息の闇】へ
息巻いて進む
｢選ばれたのは､私なのに…｣
｢｢独リ占メハ許サナイ…｣｣
｢欲｣は人を変えてしまうのか？
｢欲｣は人を変えてしまうのか？
僧は祝詞を【揺蕩(たゆた)う大地】に捧げて
捧げて
詩人(かたりべ)は【雷鳴の囃子(はやし)】
口遊(くちずさ)む
口遊(くちずさ)む
口遊(くちずさ)む
祝福をこの手に… 心､研ぎ澄まし
栄光を奪い取れ 我先に…
信じ合う仲間は､何処へ… 誰もが､敵？
断ち切りなさい 過ぎた愛を
過ぎた愛を
過ぎた愛を
【旋(つむじ)風のロンド】に 踊り子が舞う
【旋(つむじ)風のロンド】に
双生(そうせい)の姉は 片割れを押しのけ
双生(そうせい)の姉は 片割れを
【白銀の園】へ
歓喜の雫は 流れる間もなく 凍(い)てた
雫は 流れる間もなく 凍(い)てた
９つ目の祝福は 眠れる【マグマの胎動】
双生(そうせい)の弟は メシアを欺いて
誇らしげに笑った
信じた仲間に裏切られ
【祝福】はすべて 横取られた
灯らぬトーチ 掲げながら
祈りの祭壇へ…
塔の中に封じられし【祝福】
…という名のメシアに課せられた
メシアに課せられた
【贖罪(しょくざい)】
【贖罪(しょくざい)】
【贄(にえ)】と共に 乗り越えたメシアよ
今こそ 新しき楽園の命､繋ぎたせ
今こそ 繋ぎたせ
繋ぎたせ
荒波に溺れ沈み 業火(ごうか)の海を舞い
無慈悲な干天(かんてん)に頽(くずお)れて
永遠(とわ)に明けぬ闇に狂い 大地に呑まれても
君独りで､いかせはしない
君独りで､いかせはしない
いかせはしない
裁きの雷に打たれ 風刃に裂かれて
心ごと凍らされても 灼(しゃく)熱を這う
健やかなる時も 病める時も ただ信じて…
信じて…
｢共に分け合っていこう｣
｢共に分け合っていこう｣
導きの灯(ひ)を繋げ 尊き贄(にえ)の果て
愚かなる連鎖は 永遠(とわ)に繰り返す…
信じ合った仲間たちに 助けられて
勝ち取った灯(ひ)を 高く掲げて
高く掲げて
暁の鐘が鳴く 栄光の調べ
神の威(い)を授けられたメシアは
独り静かに笑いながら…(あはは…)
９つの｢哀｣を生みて
９つの｢哀｣を生みて
祭壇に手を伸ばした
祭壇に手を伸ばした