バンドで作曲をする場合だいたい大まかなコード進行というのをつくります。
これは大体のポップスがそうです。
厳密にいえば、一音一音にたいしてコードはつけられる(ついている)し、そういう作り方をする人もいますが、ロックバンドなどからあこがれてバンドをはじめた人たちは小節ごとに1から4くらいのコード進行をあてて、考えながら曲を作っている人が多いと思います。
で、メガマソもビジュアル系ロックバンドなのでメロディを作ったらコードとかをはめていきます。
最近の曲でも後半のサビの一部分だけちょっと進行がかわったりして、それで曲がクライマックスに向かって盛り上がったりするわけなんですが、単調な曲もかっこよかったりします。
むしろ、最近そういう気分もあったりして。
メガマソでも3コード、2コード(一曲で3つや2つのコードしか使ってない)の曲はありますが、結構少ないのです。
FullNELSONとカメラオブスクラくらいではないかな?
あと、上にも書いたけど解釈によっていくらでもコードは増えてくるともいえるのでなんともいえない曲たちもありますが。
でも、世の中には結構シンプルな名曲っていうのはあって、RADIOHEADのStop Whisperingって曲なんかはずっと2つのコードを繰り返しているだけなのに素敵です
メロディというものの可能性を感じられる曲です。
あとはBeatlesのtomorrow never knowsなんかはベースラインと曲の成り立ちかたを考えるとほぼ1コードといってもいいような曲な気がします。
小難しいことを書いたけど、ぱっと聴き、和音の感じがシンプルだけどかっこいい曲ってない?
音数が少なくてシンプルなかっこよさというのもあるけど、和音の感じがシンプルでもかっこいい曲ってのもいいよね。
今、曲を作っていてそんなことをふと思いました。
次のアルバムは結構展開とか派手な曲が多いけど、コード感がシンプルでかっこいい曲はTorisarideishi'sLoveです。
これはトリサリデイシっていうロボットの歌なんだけど、ライブで盛り上がりそうな曲なのに、静と動の差が激しいです
あと、初めて曲を聴いた君は思わず自己紹介をスピーカーに向かってしてしまうかもしれません。