学年があがるごとに
周りは違う意味で騒がしくなってくる。
誰が誰を好きだとか
芸能人の話とか
デートはどこへ行きたいだとか。
女の子なんか特に恋愛一色になってくる。
手紙を回しあって、今の恋愛状況の報告を逐一してくれる。
なんとわたしは、みんなが恋愛の話をするようになってから『恋愛』の存在を知った。
小学校5年生のこと。
まわりに比べると相当疎かったと思います。
『みんな好きな子いるよ~。当然だよ。』
と、一時のブームのように始まる小学生の恋愛。
じゃあ、わたしも好きな子作らなきゃいけないんだ。
と、変に焦って動きだしたわたし。
あっという間に好きな子を作り上げ、友達に報告し、その男の子に告白して付き合うようになった。
わたしの初恋?なのか?
正直、一番話しやすい子を選んだだけだった。
告白する時は緊張したけど、それは彼に対して、とかじゃなく。
人を好きなのと、好きな人の違いがまったく分からなかった。
お休みの日までわざわざ会う意味も。
2人の座る距離が極端に近くなった理由も。
手をつなぎたいと言ってきた彼の態度も。
わたしにとって
付き合うことって
かなり苦痛だ。と思った。
どうして付き合うって言葉を交わしただけで
次の日からこんなに態度や口調が変わるの?
わたしに何を求めてるの?
わたしは、昨日付き合うって言葉を出して、家に帰って、ごはん食べて、お風呂入って、寝ただけ。
日付が変わっただけ。
わたしは何も変わってない。
でも、次の日の彼と周りの態度は明らかに変わってた。
意味がわからない。
なんか…めんどくさくなっちゃった。
彼とは1週間で別れてみた。
わたしの変な初恋?も終わった。