こんにちは。枡田まりこです。
フリーのインテリアコーディネータを目指して活動中です。
お子さんの新学期が始まり、いつもの日常が帰ってきましたね。
そんな中、子ども部屋の片付けで困っている方も多いのではないでしょうか。
わが家は中学生と高校生の娘が2人います。
この年齢になると、親が子供部屋について口出しをすると嫌がられてしまいます
「掃除しなさい」「片づけて」と言おうものなら、ムッとした態度に・・・
子ども部屋を片付けてもらうには、どうすればいいのか
私が実践した方法をお伝えします。
方法①:新しいインテリア小物をすすめてみる「新しいラグに変えようか」
私がやった方法なのですが、
「新しいラグに変えてみない?」と提案してみました。
以下娘との会話です
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娘「そうして!今のラグに毛玉ができちゃったんだよね」←いい反応!
私「床に置いてある本や雑誌をよけたほうがいいよね。
収納の棚をもう少し大きいのにすれば、全部入るかな」←ここで収納家具を提案
娘「うん、あと3段くらいあれば入りきると思ってたんだよね」
私「そっか。でもあと2段しか増やせないんだよね・・・」
娘「いらない物捨てれば大丈夫だよ」
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すんなりと「いらないものは捨てる」と自分から言い出したんです。
そしてこの会話の翌日に、自分から45リットルのゴミ袋にいらないものをどんどん入れ始めました。
びっくりです。
要注意!先に収納家具の話をするのはNG
先にラグを変える話をして、娘が乗り気になった後に
収納に関する話をしないと、うまくいかないんです。(経験あり)
「収納家具を増やそう」という提案は、前向きなことなのですが
子どもにとっては「片づけをしていない」ということを非難されているように感じるみたいです。
まずはステキな部屋にするイメージを持たせることが大切です。
そして、子ども自身に「ステキな部屋にするためにはどうすればいいかな」と考えさせるように会話してみましょう。
うちの子ども部屋は、床に本が山積みになっていたので、ラグを変えようという提案をしました。
ラグを変えるためには床の物を移動する必要があるからです。
他にも、「かわいいクッションを置こうか」とか「ベッドカバーをかわいいのにしようか」とか、何でもいいと思います。
「一緒にステキなインテリアを考えようね」という姿勢を見せましょう!
方法②:たとえ小さなことでも使いにくさを解消しよう
子どもが片付けをしないときは、理由があるんです。
クローゼットの扉が空きにくい とか
引き出しがいっぱいだからしまえない とか
片付けは毎日のことなので、ほんの少しの不便なことでも積み重なるとイヤになってしまいます。
小さな不満でも解消してあげましょう。
わが家の場合は、こんな要望が出てきました。
・制服をクローゼットにしまうのが面倒 →扉の外側に吊るせるようにドアフックをつけよう
・ハンガーが足りない →すぐ追加
小さなことでいいんです。困っていることを全部出してもらいましょう。
すぐに解決するよ、という姿勢を見せましょう。
子どももキレイな部屋で過ごしたい
娘がポツリと言ったのは
部屋が散らかってるから、あの部屋にいたくなかったんだよね
そうだよね。
本当はきれいな部屋にしたかったんだよね。
親ができるのは、部屋をきれいにするきっかけを与えてあげることなんですね。
私の家の例をお伝えしましたが、これからも
家族みんなが楽しく快適に過ごせるような情報をお伝えします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
