アルビノ種と白変種の違い

by Marshmallow Studio

皆さんこんにちは。（＾◇＾）

熱帯魚をこよなく愛するナンチャンです。

今回は熱帯魚が白くなる現象について触れてみたいと思います。

熱帯魚が白くなるのには２タイプ存在します。

①遺伝伝達の際にメラニン色素欠乏により産まれてきたもの。

②メラニン色素が減少して出来た白変種として産まれてきたもの。

②はいわゆる白い体として産まれたものであり、色素欠乏している訳ではない。

この２つをネオンテトラで例にあげると、前者は『アルビノ・ネオンテトラ』で、後者は『ゴールデン・ネオンテトラ』という事になります。

この違いは目を見ると判別しやすい。　色素欠乏による『アルビノ個体』は目の黒い色は失われ、赤目もしくは透明になるのに対し、産まれつき色白の個体『ゴールデンタイプ』はメラニン色素が正常に存在しているので通常種通り黒目である。

下記画像で見て頂くと判りやすいと思います。

画像をクリックして確認してみてくださいね。

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①はこの様な個体が産まれる数は当然少ない、いわゆる突然変異であり劣性遺伝である為、同じアルビノ個体のオスとメスを繁殖させ、その品種を固定化し作り上げます。

②は色が白い遺伝子を代々受け継がれ持って産まれた個体であり、正常なメラニン色素を持っている為に、その白変種個体のオスとメスを繁殖させればそのまま白変種が産まれてきます。

ちなみに、手品に使われる白い鳩や白鳥、ホワイトライオンやホワイトタイガーといった種は『白変種』です。

しかし、上記の目による判別法は１００％言い切れるものではない。　アルビノ個体は突然変異であることから、どれだけメラニン色素が欠乏して産まれてくるかは個体差があり、現れる場所も個体差があるという事になります。　よって目が赤い（または透明の）種はアルビノ個体と言い切れますが、目が黒い個体はアルビノまたは白変種というのはその個体だけでは見分けがつかない事になります。

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