金曜日 | M-coのブログ

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no input no output!


富士山。

長かった案件が終わりました。

振り返りますと長いようであっという間。

12日目が一番きつかったです。

毎朝4時に起きて準備をしても3時間が

あっという間溶けていく感じ。

クライアントの要望がどんどん増えて行き

そちらの対応に追われるままカットオフとなりました。

しんどかったです。

同じチームの方々がほぼ協力的で

それが本当にありがたかったです。

今回色々なホテルにお邪魔する機会がありました。

景観とハードが素晴らしくてハイクラスに

分類されるホテルでもソフトサービスいまいち。

ちょう高価格帯(1泊10万円越え) なのに。

レビューを読むと案の定「一流ホテルを気取った三流のサービス」というコメントがありました。

一泊10万円を超えるホテルでお客様の要望より

ホテルの献立を押し付けるとかありえません。

飲食店も傘下にあるのに。

アレルギー対応に面倒くさい感出すとか

電話口でまともな敬語使えない割に偉そうなスタッフとか。

どこも人材不足なんだね。

本当の一流ホテルはスタッフの方が 

宿泊者以外にも優しいのですぐ分かります。

一泊5万円を超えるホテル旅館には

それなりのレベルを期待してもよいはず。

残念ながら値段だけ一流のホテル旅館も

多かったです。

とてもおすすめできないショボーン

マンダリンオリエンタルとパレスホテル東京は

とても素晴らしかったです。

ファンが多い事で知られるアジア系某ホテルや

箱根の高級旅館の先駆者である某旅館。

渋谷駅に同系列ホテル二軒ある某ホテル。

いずれもかなり高額なホテル旅館ですが

対応は慇懃無礼かつ画一的な対応で

三流のサービスでした。

東京駅の丸の内と大手町に二軒あるホテルや

マリリンモンローの毛皮?がソファに

かかっていて不衛生な印象なホテル。

一度も五つ星ホテルに泊まった事が無さそうな

スタッフの方々が接客してる浜離宮が見えるホテル。

みんな少しずつ苛立ちのヴェールを纏って

ピリピリしてるのが伝わってきます。

私が定宿にしてる一泊5000円のホテルと

同じレベル。

インテリアエクステリアが素晴らしくても

新しい施設には敵わないし

お客様のご自宅の方が更に豪奢な可能性があります。

ハリウッドの豪邸に住んでいるようなゲストが

喜び楽しんでくれるとしたら

それはホテルスタッフのサービスしかない。 

そんな方々は自分のやり方でお金を使いたいと

思っています。

日本でそれをやろうとすると「手のかかる客」と

分類されてしまいがち。

札びらを切って支配欲を満たしたい

という人との見分けがつきにくいのかもしれません。

本物のお金持ちの対応をしていた一流の

ホテリエの方々はみんな消えてしまったのかもしれません。

そんな事を感じた14日間となりました。