モモ。
時間泥棒から時間を取り返す物語。
「死ぬことをおそれないようになれば
人間から時間をぬすむようなことはなくなる」
と言う一文がこの本の主題という気がする。
時間の無駄遣いの例に
丁寧な接客
家族との団欒
セキセイインコの世話
人とのコミュニケーション
読書
自省
が挙げられていました。
効率を考えて
コストを下げて
利益を最大化する
この本は1976年に出版されていますが
まさに現代のお話

昔高級嗜好品の販売のアルバイトをしていた時に
あまり丁寧に接客し過ぎないで
と社員の人に言われたのを
思い出しました。
1時間に3組ぐらいしかお客さんが
来ないお店で時間の無駄遣いを
気にしてたのでしょうか。
時間は1日に24時間
一年で365日
誰でも同じ。
Time is money
過ぎ去った時間をどう使ったか
無駄かどうかの判断は
誰が決めるのか。
効率良く物事を進めて
捻り出した隙間時間で
更に仕事をして
お金を稼ぐ



モモに出てくる大人達は
ムダな時間を削って
どんどんお金持ちになり
反対に心は貧しくなっていくばかり。
自分の時間を自分の為だけに
使っているから。
時間の流れ

日が完全に沈むまで
川べりに座って
次の日は日が昇るのを
暗いうちからずっと待つ
そんなふうに時間を使う人達は
トゲトゲしてないし
いらいらもしていない。
東京では考えられない贅沢です。
夕日が完全に沈むところまで
見え場所。
新丸ビルのレストランしか
思い浮かばない。
立ち止まると後ろから来る人に
舌打ちされるし
押されたり
無理やり横を通り抜けられたり。
自分もやってしまいますが
そんなに急いでない時も多く
ただの条件反射的行動。
空の色が変わる事は
どうでもいい事。
人に迷惑を掛けず
掛けられず。
そういう生き方をしていたら
モモに出てくる致死的退屈症に
かかってしまいますね。
夜明け前


