「beatless」は人間にロボットを愛せるかというのがテーマらしい。
 このテーマだとやはりアシモフのロボットSFが有名か。
 ロボットと人間の恋愛をテーマにした短編があった。
 確か「我はロボット」か「ロボットの時代」。
 そこにあった「ロボットに人間を愛することは出来ません。しかし、人間には出来るのです。」という言葉が印象的だった。
 私としては「人間はロボットを愛せるか」と問われれば、「当たり前だろ」と答えるな。
 人間は、ペットやただの物であっても愛することが出来る。
 ましてや「beatless」のレイシアのような人間そっくりのロボットに至っては。
 しかし、ロボットに人間を愛せるかと問われれば、擬似的な愛情なら可能と思う。
 人間にとってはそれで十分だろう。