マジンガーZはいわゆる搭乗型巨大ロボットの元祖だ。
 その元祖にしてすでにその後「巨大ロボットもの」につきものの批判をうまくかわしている。
 まず陸上用兵器としては巨大な人型というのは非実用的だというもっともな批判。
 これに対しては、兜十蔵博士が巨大ロボットを作りたかったから作ったのだという設定でクリア出来る。
 非実用的な設計の巨大ロボットが無敵の力を持っているのは光子力エネルギーという動力源と超合金Zという無限の耐久性を備えた材料で作られているからだという設定でクリアしてしまっている。
 そしてそんなとてつもないものを作りだした兜十蔵博士はいかにもなマッドサイエンティスト。
 彼が「神にも悪魔にもなれる」と言い、さらに「世界はおまえのものだ!」と叫ぶ。
 そこにはものすごい説得力があった。
 そしてマジンガーZの4つの武器。
 光子力ビーム:長距離狙撃用兵器。
 ブレストファイア:近距離殲滅兵器
 ルストハリケーン:武装解除用兵器
 ロケットパンチ:誘導兵器
 これらの兵器は補給を必要としない。
 無限に戦い続けることが出来るのだ。
 ここまでうまく作られているのが、アニメではほとんど生かされていないのが当時は残念でならなかった。