エネルギーの専門家らでつくる「21世紀の再生可能エネルギーネットワーク」(REN21,本部フランス)が7日、発表した調査結果によると、2016年末時点で、大型水力発電を含む世界の再生可能エネルギーの発電能力が20億1700万キロワットに達し、初めて20億キロワットの大台を超えたとのこと。
世界全体の電力の24・5%を再生可能エネルギーが供給したと推定される。
2016年1年間の再生可能エネルギーの発電設備容量ののびは1億6100万キロワットで、前年比9%の伸び。
増加分の内訳は太陽光発電が47%、風力が34%だった。
2016年1年間の再生可能エネルギーの発電設備容量ののびは1億6100万キロワットで、前年比9%の伸び。
増加分の内訳は太陽光発電が47%、風力が34%だった。
日本の市場規模の伸びは15年比で20%鈍化している。
それでも太陽光発電は昨年1年間で860万キロワットが導入され、累積で4280万キロワットとなりドイツを抜き世界2位になっている。
日本人としては嬉しいニュースと言っていいだろう。
それでも太陽光発電は昨年1年間で860万キロワットが導入され、累積で4280万キロワットとなりドイツを抜き世界2位になっている。
日本人としては嬉しいニュースと言っていいだろう。
風力、太陽光ともに中国の増加量が最大で、総容量でも2位以下を大きく引き離している。
年間設備容量増加量は15年よりも多かったが、総投資額は23%少ない2416億ドルだった。
開発コストが低下していることが判る。
REN21の担当者は「世界の再生可能エネルギー開発のトップを走る中国は今年1月、開発中だった石炭火力発電所100基超の閉鎖を決めた。温暖化防止のため、このような変革を各国が進める必要がある」と言っているとのこと。
中国が開発中の火力発電所を100基中止を決めたというのは、中国から飛来するPM2.5に悩まされている日本人にとっては嬉しいニュースではある。
年間設備容量増加量は15年よりも多かったが、総投資額は23%少ない2416億ドルだった。
開発コストが低下していることが判る。
REN21の担当者は「世界の再生可能エネルギー開発のトップを走る中国は今年1月、開発中だった石炭火力発電所100基超の閉鎖を決めた。温暖化防止のため、このような変革を各国が進める必要がある」と言っているとのこと。
中国が開発中の火力発電所を100基中止を決めたというのは、中国から飛来するPM2.5に悩まされている日本人にとっては嬉しいニュースではある。
世界の再生可能エネルギーは急激に伸びている。
今のところ日本はいいところについているが、伸びの勢いは低下しており、安心は出来ない。
日本だけが置いてけぼりを食わないようにしないといけないだろう。
今のところ日本はいいところについているが、伸びの勢いは低下しており、安心は出来ない。
日本だけが置いてけぼりを食わないようにしないといけないだろう。