○価値ある資源
 そして価値ある資源の存在である。
 例え輸送がどんなに楽だとしても、それで得られるモノが、火星等の惑星よりも小さければ意味は無い。
 しかし、小惑星や小衛星からは、惑星等におそらくは何百~何百万倍する量の価値ある資源がもたらされると推定されるのである。
 そういうと、小惑星は全部集めても惑星の1%ぐらいの質量しか無いんじゃあなかった?と言われるかもしれない。
 これは利用可能な資源がということだ。
 小惑星は、その体積の全部を使うことも可能だ。
 それに対して火星等の惑星は、地球の例から考えて、重力や熱のために地表からせいぜい数百メートルしか使えないだろう。
 また、小惑星は隕石等のデータから、純鉄やニッケルなどが豊富にあることが推定される。
 つまり精錬の必要性自体が無いと思われるのだ。
 (事実、製錬技術が開発される以前は、鉄器は隕鉄から作られていた)
 コロニーや宇宙工場などの宇宙施設を作るための原料資源も小惑星からは、あらゆる資源が立方キロメートル単位で得ることが出来るということである。
 
 また地球においてはエネルギー不足が常に大きな問題だし、それは火星等でも同じことだ。
 しかし宇宙ではエネルギーは豊富な太陽エネルギーを常時使える。
 宇宙にはエネルギー問題は無いと言って良いだろう。