どんな株の本にも共通して書いてあることがある。

 それは損切りができない者に、株で勝つことはできないということだ。

 それはまさに真理だと、株をやっていると骨身にしみて思う。

 損切りをしていれば、1日分の損で終わったものが、損切りをしないと、1週間分や一ヶ月分の膨大な損になってしまう。

 それを取り戻すのは大変だ。

 しかしそれが判っていて、私もしばしば損切りをし損なう。

 それは何故か。

 本日その良い例があった。

 損切りしたとたんに反騰し、ストップ高まで上がってしまう。

 こういうことがあると損切りを躊躇してしまう。

 しかし、損切りしないと年末のように、どん底まで落ち込んでしまうのである。

 結局、今日のように、その日は損切りで損をしても、ルールに従って損切りを徹底するのが結果的には勝つことに繋がるのである。

 悔しいが一定以上に下がれば損切りを断行する。

 これが勝利への道である。

 それに、損切りを早めに断行した後で、上がればその時に新たに買い直すことも可能だし、そのほうが儲かる場合もある。

 それを考えると、やはり損切りは早めに断行すべし、なのである。

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